資格障害者にとって、駅のホームは欄干のない橋だというお話を聞き、恐ろしい気持ちになったあの日のことを思い出します。



確かに、私たちでも危ない思いをしたことがあるのに、全く見えていない方々にはどれ程危険な場所かと想像もつきません。

駅のホームの安全対策は、社会からたいへん注目されており国も鉄道事業者も放置できない状況になっています。

「何度か線路に転落したことがあるんです」

と、切実な思いをお聞きしたのは、今から12年前。

対策を何度となく求めてきましたが、なかなか理解を得ることができませんでした。

「どれだけの費用がかかるか、わかってるの?」

といわれたこともありました。

困っている人たちの立場に立てば、そんなことは言えないと思うんですけどね。

最近は、少しずつですけど対策が進み始めています。

上の写真でもわかると思いますけど、点字ブロックに工夫がされています。




どちらがホームの内側かわかるようになっているんです。

↓は、普通の点字ブロック。



どちらが危険な方かわかりません。

ちなみに、この写真はJR大久保駅です。

明石駅は対策ができていますけど、大久保駅はまだなんです。

大久保駅の南側には、大型の商業施設があるから、不特定多数の日とが駅を利用するんですけどね。

早く設置されるように、頑張りたいと思います。


それにしても、JR西日本は対応が遅いですね。