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015 FREE戦略に影響を与える人間心理とは?
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前回はFREE戦略についてお伝えしました。

このFREE戦略には、ある人間心理が大きく関わっています。

今回は、FREE戦略に影響を与える人間心理とは一体どんなものか
お伝えしたいと思います。

ではその心理の内容について順番にご説明します。

1.返報性の法則

2.一貫性の法則

■返報性の法則とは?

カンタンにいうと、人は誰かから無償の施しや、プレゼントなどをもらうと
こちらも同じような事でお返しをしてあげないといけないと
感じる心理の事です

あなたもどこかで聞いた事があるかもしれません。

これは私たちの日常の中で
多く経験する事でもあります。

例えば、前回のメルマガでもお伝えしました

百貨店での試食
化粧品や健康食品の無料サンプル
のほかにも

友人に喫茶店でコーヒーをおごってもらったとか
先輩にご飯をおごってもらったとか…

色んな場面でこの法則が働きます。

しかし、いいかげんなものや
低レベルな物をもらった場合は、
特にお返しをしようとは思わない

→つまり返報性の法則は働かない
ということになります。

ビジネスにおいての返報性の法則を用いようと思えば
相手がほしがっているもの
相手のためになる様な物
を提供することで
(ある意味相手に貸しを与えることで、)
その後、なんらかのアクションを起こしてもらう
(商品の購入やお客さんを紹介してくれるなど)

しかし、見返りを求めたり
明らかに打算的と思われると逆にマイナスの印象を与えてしまいますので
注意が必要です。

■一貫性の法則とは?

次に一貫性の法則ですが、

『一貫性の法則』とは、 自分の言葉、信念、態度、行為を
 一貫したものにしたい、あるいは他人にそう見られたいという欲求のこと。

例えば、人に話した事や主張をカンタンにコロコロ変える人は
信用に値しません。
そのためにも、人は一貫した内容を話そうとしますし、主張しようとします。

また一度やり始めた作業や行動は最後まで完結させたくなります。
完結させないと気持ち悪いという感情もあります。

ビジネスにおいても同じような法則が働きます。

例えばインターネット上で、一度無料のコンテンツを取得するなどして
一度関係性を持つと、それ以降コンテンツの提供者からの情報が気になり
頻繁にチェックするなどして、その結果商品サービスを購入したという経験も自分の行動を一貫させたいと言う欲求の現れなのです。

そして一旦、一貫性の法則が動き始めると、
お客さんは、延々と一貫性の法則に従い行動(情報をチェックする、
気にかける、商品を購入する)する。

FREEの戦略においては、このように一度お客さんと関係性を作ってしまえば一貫性の法則が働き、
無料サンプルやフリーコンテンツを受け取っていない人に比べて
何倍も商品サービスを購入してもらいやすくなります

つまり一度関係性を作り
気に入ってもらえれば継続して商品を購入してくれるという事です。

このように
人間心理を知り、使いこなす事により
売上を上げることができます。

ちなみに、これらの法則以外にも
人がなぜ行動するのか?
なぜ人は商品やサービスを購入しようとするのか?
様々な理由や法則があります。

くわしくは「影響力の武器」
(ロバート・B・チャルディーニ著)
をお読み下さい。
(販売に関わる方は必見です!)

本日もお読み頂き有り難うございました。
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014 FREEで利益を上げる方法
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前回は価格についてお伝えしましたが、
今回は価格が0円
つまりFREEで利益を上げる方法について
お伝えしたいと思います。

FREEで利益を上げる方法について
かんたんに説明しますと
無料商品を配って、
利益を最大化しようという戦略。

クリスアンダーソンの本に詳しく書かれています。
(分厚いので読むのに苦労します)

これにならってFREEについて書かれている書籍がたくさん出版されています。

なかでもダイレクト出版の小川さんの
「フリーで利益を生み出す45の鉄則」は読みやすく、
分かりやすいのでオススメです。(2~3時間で読めると思います。)

で本題ですが、

FREEでどうやって儲けるのか?

まず、見込み客に対し、価値のある物を無料で提供し
その中の数%(10%くらい)の人に有料の商品を購入してもらうことで
利益を生み出しています。

ここでのポイントは、
どの業種でも最初の見込み客を獲得するのが一番難しいという事。

しかし、一度何らかの申し込みをしてくれたお客さんは、
満足すると2回目、3回目と購入してくれる確率は高くなります。

お客さんを獲得するコストの面から言うと
新規客の獲得コストは既存客の5倍はかかるといわれています。

逆に言うと、既存客に商品を売るのは
新規客を獲得する5倍カンタンという事になります。

ですので、新規客を獲得する為に
まず無料の商品やコンテンツを提供する事により
多くの新規客を集め、最終的に優良の商品を購入してもらう
第一のステップ、購入へのキッカケづくりをしているのです。



■真新しい物ではないFREE戦略

FREE戦略というと
何か最新のマーケティングなのかなと思うかもしれませんが、
じつは以前から色んな業種で行なわれている事です。

例えば、
百貨店の試食
やずやの無料サンプル
再春館製薬の無料お試しセット
などなど

色んな業種でFREE戦略は行なわれています。

ちなみに以前私が仕事で関わっていた
宅配のミネラルウォーターも無料で
お水のボトルをプレゼントしていました。


ようするにFREE戦略とは、無料サンプルを配って、
次の購買に誘導する
という事が言えると思います。

で、なぜこれらの企業がFREE戦略を取っているのでしょうか?

それは儲かるからです。

無料で多くの人に手に取ってもらい
試してもらう事によって
その何割かは有料の商品を購入します。

ちなみに「フリーで利益を生み出す45の鉄則」によると
無料サンプル申込者の10%が有料商品を購入するそうです。

ですので、多大な経費を使って
CMを流し、無料サンプルを配るわけです。

それと、もう一つ理由があります

それは見込み客の猜疑心を克服できるという事です。

例えば売りたい商品があるとして
知名度があり、ブランドが確立されていて
どこの店でも売っている、買った後の効果が明確に分かっている
のであれば、無料サンプルは必要ないかもしれません

しかし実際試してみないと分からない
食べてみないと分からない
使ってみないと分からない

といったもの(化粧品や健康食品)に関しては、
無料サンプルを配り、実際に試してもらう事で

興味はあるけど、買って損をしたくない
信用できない
といった不安を払拭でき、

満足してくれた見込み客が
最終的に有料商品やサービスを購入してくれるので
非常に有効な手段だといえます。

■オンラインでのFREE戦略

上記は実際に有形の商品を無料で提供するという事ですが、
企業やお店の側にとって当然経費はかかります。

そして、かかった経費を回収する為にも
有料商品を買ってもらわないといけないのですが、

これがオンラインになると、一度作ってしまったコンテンツは
無限に量産が出来、実質経費が全くかからないという状態になります。

100万人に配ってもかかる経費は0円です。

またコンテンツをフリーで配るメリットは

●何度でもリサイクルできる
●色んな形を変える事が出来る
●形を変えた物が違う価値を生む
●一度作ったコンテンツで何度も見込み客を集める事が出来る

たとえば、
一つのコンテンツを作ったら
それを元に
PDF
音声コンテンツ
動画コンテンツ
DVD
セミナー
メルマガ
ブログ
ツイッター
FACEBOOK

など
形を変えたもので、それぞれ違う属性の見込み客を集める事が出来ます。

■気をつけなければならないポイント

フリーのコンテンツを作成するにあたって
気をつけておかねばならないポイントがあります。

それは

無料だからといって適当な物を出さない
出し惜しみしない
ということです。

さらにいうと
提供できる最大限の価値を
無料コンテンツにするということです。

見込み客は、
無料で価値のあるものをを提供してくれた人に対し、
感謝・感激し、信用します。
その結果、有料良品も購入してくれる確率が高くなるのです。

しかし、無料だからといって手を抜いて低レベルな物を出してしまうと
結局有料の商品を購入してもらうことができません。

逆に2度と買ってもらえない可能性もあります。

つまり、無料のコンテンツで見込み客に喜んでもらえば
商品は自然と売れていくのです。

これを読んでいるあなたも
はじめは無料のコンテンツを申し込んだけど
あまりにもその内容が素晴らしかったので
結局有料の商品やサービスも申し込んだ
という経験があるのではないでしょうか?


無料コンテンツで内容を伝えすぎてしまうと
結局商品が売れなくなるのでは?

とお考えかもしれません。

しかし、無料コンテンツを申し込んでくれた見込み客のココロを
がっちりつかんで、その後もフォローをするなり
アンケートを実施したり、
見込み客の悩みをヒアリングすれば、
見込み客の抱えている問題を解決するコンテンツとして
商品提案する事も出来ます。

■できるとことからはじめよう

FREE戦略はどの業種でも行なう事が可能です。

「そうはいっても、うちの店(会社)には、コンテンツの材料なんてないよ」
とおっしゃるかたもいるかもしれません。

そこは、まず既存のお客さんにどんな事で困っているのか
悩んでいるのかヒアリングする事からはじめてみるのもいいかもしれません。

そしてその悩みを解決する為の情報をコンテンツとして提供すれば
見込み客にも喜んでもらえると思います。

一例ですが、
ある宅配のミネラルウォーター会社では
消費者が水を選ぶとき、何を基準に選んだらいいのか分からない
という情報を知り、
見込み客が水を選ぶときの基準や水の知識、水と健康など自社が持っている
ノウハウや情報をコンテンツ化し、
無料の小冊子を配る事により
大きく売上を上げることができたそうです。

このようにFREE戦略はインターネット上だけでなく、
店舗や企業でも行なう事が出来ますので、
まずはできるところからはじめてみてはいかがでしょうか?


(ここまで)

今回お伝えしましたFREE戦略には、
ある人間心理がとても大きく影響しています。

それは一体どういうものか?

この続きは次回お伝えします。
本日もお読み頂き有り難うございました。

PS
私の尊敬する経営者であり、凄腕のマーケッターが
非常に面白い、興味深いプロジェクトを行なっているようです。
→ http://bit.ly/h3P8Bx
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013 価格はどうやって決めるのか?
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今回は価格設定の方法についてお伝えしたいと思います。


価格を設定するには大きく分けて3つの方法があります。

1.コストプラス式
2.競争基準方式

順番に説明しますと

1.コストプラス方式ですが、
コストに必要な利益を乗せて価格を設定する

2競争基準方式は
ライバル企業との競争の中で
競争を優位にするための価格を設定し、
コストも出来るだけ削減して利益を上げる方法です。

しかし、これらの価格設定はどちらかというと
企業の都合を優先した方法だと言えます。

では、もう一つの価格設定とは一体どんな方法なのでしょうか?

それは、これからお伝えする
顧客の感じる価値をもとに設定する価格設定法です。

■顧客の感じる価値は相対的

商品やサービスは全て価格がありますが、
その価格に対する価値というのは、
顧客から見て相対的になっています。


どういうことかというと、

例えば、ドトールで飲む一杯200円のコーヒーと
高級ホテルのロビーで飲む一杯800円のコーヒーは
価格に大きな開きがありますが、

「値段のわりに高い」「値段のわりに安い」
など感じる価値はそれぞれ違ってきます

つまり値段に対する価値は全て相対的であるといえます。

そして、顧客から見て
「値段の割に高い」→(ちょっと損した気持ち)
と感じれば、再び商品サービスは購入しないだろうし、

【値段のわりに安い」→(ちょっと得した気持ち)
になれば、その後も商品サービスを購入してくれる確率は高くなります。

価格設定を行なうとすれば、当然お客さんが感じる価値が高い
(値段の割に安い)→ちょっと得した
と感じてもらえる価格が最適な価格だといえます。

では、その最適な価格を設定する具体的な方法とは
一体どんな方法なのでしょうか?

それは、次の4つの質問をお客さんにしてもらう事で可能になります。

1.いくらからその商品サービスが高いと感じるか?
2.いくらから園商品サービスが安いと感じるか?
3.いくらからその商品サービスが高すぎて買えないと感じるか?
4.いくらからその商品サービスが安すぎて品質に問題があるんじゃないかと感じるか?

たったこの4つの質問をお客さんにしてもらうだけでOKです。

そして、この4つの質問から得た価格をもとに累積の割合をグラフに表します。

ちなみにこの4つ質問を通して最適な価格を出す方法をPSM分析といいます。

参考→ http://www.nsspirit-cashf.com/yougo/yougo_psm.html

上記のグラフでは4つの曲線を描く事になりますが、
これら4つの曲線は4つのポイントで交わっている事が分かると思います。

すなわち、

●「高すぎる」と「安い」が交わるポイント
→上限価格
最も商品サービスが高い利益を得られる価格

●「高い」と「安い」が交わるポイント
→妥協価格
「この価格ならしょうがない」
と感じる価格

●「高すぎる」と「安すぎる」が交わるポイント
→理想価格
お客さんにとって、高くもなく安くもないという
一番購入してもらいやすい価格


●「安すぎる」と「高い」が交わるポイント
→最低品質保証価格
これより低い価格になると、
お客さんにとって安かろう、
悪かろうというイメージを持たれてしまう価格



このようにお客さんにアンケートをとって
PSM分析をする事により、お客さんが感じる相対的な価値がわかるので、
自社の環境を取り巻く状況に応じて最適な価格設定を行なう事が出来ます。

いかがでしたでしょうか

価格の設定方法については、
大変奥が深く、当然ながらこのメルマガで
とても全てを語る事などは出来ません。

今回はざっと大まかな説明をさせていただきました。

ちなみに、価格が0円

つまり商品サービスを無料で提供するケースがあります。

そう、昨年からよくネタとして取り上げられているFREE戦略です。

次回はこのFREEについてお伝えしたいと思います。

本日もお読み頂き有り難うございました。