「部長さん、こんにちは!」
京都駅で電車を待っていると
いきなり言われてびっくりした。
声をかけてきたのは
高校時代の弓道部の後輩の女の子だった。
高岡は雪つもってるんですかねー?
なんて話をして
後輩はサンダーバードに乗って
高岡に帰られました。
富山は雪が積もってるんだか知りませんが
雪の思い出は、いっぱいありますよ。
まとまった量の雪がつもりそう
と予報が出れば、だいたい半日で集団下校になる
除雪して突然誕生する雪山に、とりあえず登りたくなる
家の前を除雪した直後に除雪車が通って
なんとも言えない気持ちでまた除雪しなくてはならない
雪が降り積もって気温が氷点下の朝は、田んぼの上を歩けたこと
自転車で凍結した道を走り、すってんころりん。そのまま車にひかれそうになる。
雪の思い出は、いっぱいあります。
北陸は、たった一晩で
雪が降り積もることはザラにあり
そんなときは朝が怖いのです。
一心不乱に雪が降ってるときは
雨と違って、何も音がしない。
シーンってなる。
子供のころはそれが怖かった。
けど、その不思議な感覚が好きでもあった。
雪が降っている時は音がしないから
降っているのを外を見ていない限り気づかないが
雪がどれだけ降ったのかを
気づかせてくれる大きな存在がいる。
あの爆音を放つ、除雪車だ。
雪が降り積もりたびに除雪車が出動する。
除雪車の通る音で
どれだけ雪が降り積もったのかを
判断するのである。
除雪車のものすごい爆音が朝からすると
あー積もっちゃったかあ~
と、なんともいえない気持ちで朝が始まるのだ。
それが、北陸の朝です。
早い時は12月から降り始め
3月ごろまで雪が残る。
中途半端に雪が残って
時々ちょびっと雪が降る
3月くらいが好きだったなあ。
長い北陸の冬。
自然と忍耐強くもなる。
そんな北陸で18年も過ごしたからこそ
今の自分の性分が出来上がったのだと思う。