辻村邦久です。
俺の背後の20人、何人か減ったってよ。
急須職人は?
車の運転手は?
動物のフリした得体の知れないなにかは?
妖怪は?
信じるか信じないかはあなた次第、とはよく言ったもので。
その作用に左右されれば三流、抗えば二流、気にも留めないのが一流。
俺は常に一流である。
この自信が俺を熱くする。
亡者がいようと、背後から覗かれようと、右側から引っ張られようと。
俺にとっては、どこ吹く風。
それどころじゃない。
欲しい服やCDや、玩具や本やエレキギターや。
バンドやライブや、大切な人や。
生きてる人間の渇望する推進力たるや、幽霊の怨念なんざ足元の踏みつけたウンコほどのもの。
まさに辻村人生、生きてるもん勝ち。
ブチャラティ!









