ありさん、
わらび座の丸山有子さん、です。
舞台では小町のお母さん、大町子役で、
われらが「小野小町」公演班の班長でもあります。
わらび座は座内で同時に何作品も公演しているので、
それぞれの公演チームを班と呼び、そのメンバーによって運営委員なるものが結成されています。
などと、内情を書いても良いものなんでしょうか…へへ。
昨晩はありさんと、とっぷり色んなことをおしゃべりさせていただいたのです。
その中で、わらび座もミュージカルも初体験のわたしが感じたこと。
ありさんが歩いてきた、座との歴史。
それぞれバラバラだった話題がある瞬間つながった、と感じられる話があったのです。
あんまりうまく言葉にはできないのですが、
私たちに共感してもらう作品、
というより、観てくださる方の日々の思いに、私たちが寄り添って労うような、
そんな温かいことを、
わらび座というところはずっとしてきたんだな、という感じ。
わたしは、自分で企画を立てたりもするしプロンプターもやるし、ストレートプレイの研修所も出てるけど、美術モデルとしてのアイデンティティも強いし。
とにかくやってることがバラバラです。
でもその中でも、
何をやっていても自分が大事にしたいもの、っていうのがあるんだな、と最近感じるようになりました。
どんな現場や仕事でも、
自分自身はお客様にどんなものをプレゼントしたいか。
その「どんなもの」が昨日ありさんと話していた中に感じられた気がして、
ありさん、こんな青二才に大切な話を聞かせてくださって、
ほんとにありがとうございます!な気持ちになったのでした。
そんなわけで、今日の名張公演は、
残り5回(!)にして、わたしにとって新しい出発点になりました。