こまつ座『化粧』の初日を観てきました!
この『化粧』は、一人芝居なのです。
紀伊國屋ホールで!
一人芝居!
そのエネルギーたるや、すごいです。
約75分を一人で。
「一人芝居」って、
特に女性の「一人芝居」って、もうそれだけで大きなメッセージをもった事なんであると。
女一人で舞台に立つことがすでにドラマチックだ、と。
女優本人の「立つぞ」というドラマ
役の抱えているドラマ
物語全体が伝えようとしているドラマ
もう、
古今東西のドラマが舞台の上で渾然一体。
語弊を恐れずに申し上げれば、
どっしり歴史のある劇団が、
こんなカオスのあるものを
そのまんま
どーーんって出してしまうんだ、
なんて大胆!
という率直な感想。
大胆!
大っぴろげた大胆さ!
そこがエロい!
何だろう、
性的な…意味…に限らず、
デカいところのエロティックさ全開。
あと 女は強欲。
強欲で大胆でエロティック。
なんか、うわあ!ってなるわ。
女には、
そんな生き物としての才能がある。
あー!
女に生まれてよかった!
『化粧』を観た女の私はそう思った。
男の人はどんな風に観てたんだろー?
気になる気になる…