【高校受験】ここからが正念場 | つじもとまなブログ(つじもと個別ブログ)のブログ

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2014年5月より京都市上京区で個別指導塾「つじもと個別」を開校しました。日々の生活の中で感じたことなどを好き勝手に書かせていただいております。もし読まれて共感されるようなことがございましたら「いいね」ボタンをお願いします笑

皆様、おはようございます。

つじもと個別の辻本学です。

 

昨日は大学受験について書かせていただきました。

本日は高校受験生についてです。

ちょうど今週から3年生は学年末テスト期間になります。

それについても(特に技術家庭科)言いたいことはたくさんありますが、ここでは本日の内容からそれますので、割愛します。

 

大まかなスケジュール的には

2月10日(木)-12日(土) 私立高校入試

2月16日(水)・17日(木) 公立高校前期選抜

2月24日(木)        公立高校前期 発表

3月8日(火)         公立高校中期選抜

となります。

 

【私立高校専願】

12月の成績が重要ですので、チャレンジになる子は私立高校の入試問題傾向になれるまで何回も訓練をする必要があります。

解けるべき問題とそうでない問題の選択と集中、そして試験時間の使い方が最後の最後のポイントとなります。これは公立にも共通します。

 

【公立前期(専門学科志望)】

専門学科は前期だけの募集の高校とそうでない高校があり、前期だけの募集の高校は私立の対策はもちろんですが、専門学科対策に絞るべきです。

御三家、桃山自然科学、山城文理、紫野アカデミア、鳥羽グローバルあたりをお考えの方は私立高校も高めの学校を受験する可能性がありますので、私立の対策も重要となります。私立の対策が専門学科対策にもなります。

 

【公立中期(普通科志望)】

普通科志望の方の場合は、最長3月8日まで猶予があり、時間の使い方が重要になります。

当塾近辺ですと、特に堀川・嵯峨野・山城・紫野・鴨沂を受検する場合は模試判定で安心はできません。

これらの高校は高倍率になる傾向にあるため、高倍率時はA判定でも普通に不合格になります。

ですので、これらの高校を受ける場合は私立高校にすすむことも覚悟しておかないといけません。

 

前期は5~6倍の高倍率になり、合格する子たちがいわゆるワンランク上の学校に中期選抜で合格するレベルの子が合格します。

例えば、鴨沂高校を前期で合格できる子は紫野高校を中期で合格できるレベルに内申もしくは英数国のいずれかが達している子たちです。

入試倍率を考えると、普通科の子たちは中期が本番だと考えるのが自然で、入試スケジュールを考えますと、どうしても中期に絞って勉強できる時間が前期も受検するとなると、短くなります。

中期は特に内申点によゆうを持たせて受検する傾向にあり、内申点が低めで受験をするとなると、以下のポイントになります。

1.私立高校受験をレベル高めで受験

2.中期選抜の解き方になれる(時間配分含む)

 

1の「私立高校受験をレベル高めで受験」というのは高めの高校を受かるために勉強することで学力の底上げになり、良い意味で中期選抜の問題が簡単に見えるようになります。

実際には私立高校の問題の方が公立中期よりも難しいですので、私立後に公立中期の問題を解いた時に少し簡単に感じる現象が起こります。その現象が起こらないと私立入試対策をしっかりしていないことになり、高めの私立高校も不合格にはなります。

もちろんリスクはありますが、1つおさえの私立を設けておくと1校はチャレンジできます。そういう考え方もあるということです。

 

2の「中期選抜の解き方になれる」についてはどちらかと言えば中期選抜の問題攻略のカギは時間配分です。

時間をかければ解ける問題がある程度あるのですが、圧倒的な時間の負荷の中で正確に解けるかどうか、この練習です。

特に時間配分で得点率が大きく変わるのは英語・国語・数学です。

短い時間で得点力をあげる取捨選択、これがポイントになります。

そのあたりは当塾の冬期講習で中期対策をしている子にはお伝えしております。

 

私立専願、公立前期(専門学科)、公立中期、どこを目指す子もまだ残り時間でできることはたくさんあります。

時間の使い方には工夫が必要ですが、あきらめずにがんばってほしいと思います。

 

今朝はそんなイメージです。