コロナクラスターと感染

1月末に私が働く施設の2階フロアでコロナクラスターが発生。


40人中38名が感染。

今もその対応に追われています。


感染者のお食事はお弁当箱対応

ムース食もこんな感じで提供されます



そんな中、PPEの着用もしっかり訓練して実施していますが、どうやら今回はそんなものもすり抜けるほど簡単に感染するようです。

スタッフも次々感染。


そんな状況の初期

私もレッドゾーンに入って1週間もせず

2月1日発症してしまいました。

感染拡大時、一番ウイルス量の多い時に全員のスクリーニング検査をしたことが災いしたか・・・

情けないほど、あっさりと感染してしまったのです悲しい



前回のコロナ感染はかなりかなりキツく

咽頭痛のため水すら飲めず、下痢、発熱、咳などで体を起こすこともできず、回復まで10日間以上要しました。

しかし、今回は発熱2日程度。それも解熱剤を要するほどではなく、3日目くらいには日常生活も可能。



ウイルス量と陽性のラインは関連するのか

4日目のラインはうっすら


本当はNGですが、他のフロアとの往来を防ぐために、発症3日目の週末、感染区域の利用者さまへの吸引をしにこっそり出勤したり・・・


5日目の夜にはすっかり陰性



発症6日目に復帰してからは、無敵の体‼️

スーパーマリオの星⭐️取った状態です


他のスタッフへの感染を防ぐため

また感染したスタッフの穴を埋めるため

週末も休みなく働きました。



お昼休みも取れず12時間勤務なんて日も・・



警笛は鳴っていました。


下痢もして、

食事を摂ると気持ち悪くなるので

体重も減少


下痢が治ったら、今度は生理

閉経間近の生理はこれでもか炎と言うほど


そんな中で仕事中はアドレナリン出まくって

なんとかこなせるものなんですよ


そして夜になると頻脈発作と血圧低下

帰宅後、簡単な食事を済ませたらシャワーを浴びて

ベッドにへたり込む毎日



ICD作動


そして2月19日21時頃

シャワーを浴びている際に

くらっとしたかと思った次の瞬間

左胸に

ドンっと強い衝撃びっくりマーク


ICDが作動してしまいました。


何度も体験していますが、

そのたびに「あーやってしまった」

って思うのです。


一瞬で色んなことが頭を駆け巡ります。


仕事どうしよう

入院になってエマ(猫)どうしよう

車の運転できなくなって通勤どうしよう


一人暮らしになって初めての作動


病院に連絡したらすぐに救急車🚑を呼ぶよう言われるので、まずは一旦、近くに住む息子と友人へ連絡


二人はすぐに駆けつけてくれ


そこから病院へ連絡

本当はすぐ来て欲しいのだけど、

ベッドに空きがないと。

1回の作動で意識消失もなかったのであれば

自宅で一晩経過をみて、朝イチで受診するようにと指示。


翌朝、

別の友人が車で迎えに来てくれて受診


受付をすると外来看護師さん、車椅子持って迎えに来てくれ、救急処置室のストレッチャーへ


次々と処置が進みます。

モニター装着して12誘導心電図も検査技師さん取りに来てくれ、臨床工学技師さんがICDチェック、そしてナースが採血

先生も外来前の忙しい時間に顔を出して下さいました。


車椅子でレントゲンも撮りに行って

忙しい看護師さんに車椅子介助していただくのが申し訳なくて、歩いても行けるし、自走もできるのでと伝えるも、まあ医師の許可出るまでそうは行かないのでしょうね・・・


結果、今回の作動は

発作性心房細動による不適切作動

とのこと。


心室性の不整脈ではなかったので

車椅子からも開放🧑‍🦼


車の運転制限もなく、入院も必要なく

ホッと一安心


このところ発作性心房細動の頻度が増えているので再アブレーションの話は年末から出ていたものの、手術は混んでいて5月上旬まで埋まっていると。


前回、心房細動アブレーションはこちら



予約するか問われるも


私も仕事の予定が立たない

手術には当然リスクもあるし

発作性心房細動になったところで

持続しないのであれば心機能を著しく低下させることもないのだろうし、緊急性がないのであれば見合わせたいと返答しました。



そしてコロナに感染した事と最近の状況を伝えると

今回はそれが原因ですね!と


コロナになると健康な人でも不整脈が出やすくなるので、多分その影響でしょうと。



こんな記事もありました。




今回はソタコールをさらに増量して経過をみることになりました。


そして不適切作動であったため

自動車の運転制限もなくホッと胸を撫で下ろしております。以前は不適切作動でも運転出来なかったので法改正あって本当に良かった。





以下、参考までに貼り付けておきますね


  ICDと自動車の運転について

ICD(植込み型除細動器)/CRT-D(両心室ペーシング機能付き植込み型除細動器)は残念ながら重症心室性不整脈が起こらないように予防する機械ではありません。もし心室細動や心室頻拍が起きてしまったときに、それらを速やかに停止させ正常のリズムに戻す機械です。したがって命は救ってくれますが、一時的に気が遠くなったり、一瞬失神したりする可能性は残ります。もし自動車を運転中にICD/CRT-Dが作動するような不整脈が生じると、大きな自動車事故に発展する可能性もあります。わが国においては道路交通法で意識を失うような病気(不整脈にかかわらず)の患者さんの自動車運転は原則的に禁止(免許交付の拒否・保留・取り消し・効力の停止)されております。実際のICD/CRT-D植込み患者の運転可否に関する基準は、日本不整脈心電学会・日本循環器学会・日本胸部外科学会の合同検討委員会により定められた具体的運用指針により以下のように示されており、下記の条件を満たす場合に「運転を控えるべきとは言えない」という診断書を発行することが可能です。2017年に改訂がなされ以前よりは運転禁止時期が短くなっています。

初回植込みに関しては、植込み前に心室頻拍・心室細動やそれに伴う意識消失の既往がある患者さんに対する植込み(いわゆる二次予防目的の植込み)の場合、6ヶ月間の経過観察(運転停止)期間が設けられます。この経過観察期間中に意識消失や作動がなければ運転可能となります。一方で植込み前に心室頻拍・心室細動やそれによる意識消失の既往のない予防的植込み(いわゆる一次予防目的の植込み)患者さんの場合、7日間意識消失や作動がなければ運転可能と定められています。ここで言う作動とは、電気ショックを伴う除細動作動があった場合だけでなく、自覚症状を伴わない抗頻拍ペーシングであっても作動に含まれ、さらに心室細動や心室頻拍などの致死性不整脈に対する適切作動だけでなく、心房細動などの上室性頻拍等に対する不適切作動も含まれます。ただし、不適切作動の場合は意識消失がなければ運転禁止期間はありません。
電池消耗や故障に伴うジェネレータ本体の交換に関しては、交換の時点で運転が許可されていた方の場合7日間、リードの交換や追加を行った場合も7日間観察の上作動がなければ運転が許可されます。
一方、意識消失もしくは作動があった場合には作動から3ヶ月間は運転停止となります。作動後の観察期間中に再度作動があれば、その時点から3ヶ月運転停止期間が延長されます。
また、中型免許(8t限定を除く)・大型免許や、旅客を輸送する第二種免許などの職業運転は、意識消失発作やICD/CRT-Dのショック治療が重大な事故に結びつく可能性があるため許可されておりません。