【染め額『光』】 | 辻が花染め工房 絵絞庵ブログ

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京都は洛北、絵絞庵(えしぼりあん)という工房で、辻が花という技法を使い、着物をつくっています。辻が花や身近な自然・京都のこと等々




絞り染の魅力の一つは自然な色の入り方や質感の変化であり、常に作為と偶然性の間で生み出されますが、そこには陶磁器における釉薬や素地の変化等と共通する点が多々あります。

絞り染額「光」は、そのような陶磁器の様々な特徴を捉えた絞り染によるパネル作品シリーズの一つです。

この作品は、器の中に見える煌きや貫入をテーマに制作したもので、縫い締絞・帽子絞等の技法を用いて染めています。




テーマに合わせ様々な絞り染の技法を使い分けることで、陶磁器の特徴を捉えながらもまた新しい表現となり、一般的な絵画とは違う新しいジャンルの壁面装飾作品となっています。

サイズ(㎝)  横×縦×厚さ:74×74×4
素材:絹・木・和紙
※木枠有り