辻が花染め工房 絵絞庵ブログ

辻が花染め工房 絵絞庵ブログ

ようこそ、おこしやす。
京都は洛北、絵絞庵(えしぼりあん)という工房で、辻が花という技法を使い、着物をつくっています。辻が花や身近な自然・京都のこと等々

いつも懇意にしてくださるご近所の方。 


30年ほど前にお嬢様お二人とご自身用に訪問着をうちで作ってくださいました。

 洗いに出してほしい、と今回お預かりさせていただき、写真はお嬢様の訪問着です。




 こういう形で不意に父の作品を見ることができ、父の人となりやモノ作りの姿勢を改めて感じます。 


 夢の中にいるような、美しい着物です。



 投稿が途中になっていたお誂えの男物。


 かれこれ数ヶ月前に男物の制作について投稿していました。 

皆さんお忘れかと思いますが、、完成品をチラッとご紹介いたします。






 お客様からのご依頼で、ご希望の柄行きをお聞きして制作しました。

 普段はあまりこういった雰囲気のものは作っておりませんので、いつもとは違う趣向で制作し絞りの振れ幅の広さを実感した次第です。


 なんとも絞りらしい一着となりました。




仕事ではありませんが、連休中のことを少し。


 2025こどもの日 

氏神さまである、祟道神社の祭礼にて。 

ご縁いただき、娘が稚児のお役を仰せつかりました。 




この地では、毎年この頃の年齢の女の子が一人、稚児としてご奉仕いたします。




爽やかな陽気の元、産まれた土地で神様や地域の皆様に見守っていただき、この地で代々受け継がれてきたお衣装に身を包み、無事稚児のお役を立派に務めることが出来たのはこの上なく有難いことです。 


 これからも、きっと氏神さまに見守ってもらえることだと願っています。 




 私は数年前に宮座として神輿かつぎでご奉仕して以来の参列でした。 


 ご先導いただきました総代さま、お祭りに関わってくださった皆様、ご声援を送ってくださった皆様、深く感謝いたします。





工房展示会は終わりましたが、特別価格品はまだ数点ございます。


 少しずつご紹介していきます。 






 ・なごや帯『薔薇貫入』 

・小紋『よろけ菱』


 『薔薇貫入』は、陶器の釉薬の氷裂貫入、薔薇貫入を絞りで表した作品です。 

『よろけ菱』の方は、着用に問題はございませんが生地難がありましたもので、特別価格品とさせていただいております。


 詳細はお問い合わせくださいませ。



 4月20日〜29日まで開催いたしました『絵絞庵 工房展示会』を昨日無事終えることができました。


 お越しいただきました皆さま、心より感謝申し上げます。


 新緑の美しいこの時期に、お天気にも恵まれ、有難いことです。


 工房展示会中の初めての試みである半衿ワークショップも、皆様からご好評いただき楽しんでくださいました。


 いただいたご意見ご感想を糧に益々精進しますので、今後とも絵絞庵をよろしくお願い申し上げます。






 訪問着『舞花』

 バラ科のバレリーナというお花をモチーフにしました。 

今年の日本伝統工芸近畿展で入選いたしました作品です。