次は、ヘルメスヴィラへ。

エリザベートの夫、
フランツ・ヨーゼフがエリザベートの為に
ウィーン郊外に建てた別荘です。

エリザベートファンとしては、
時期が合えば是非行きたいと思っていた場所。
(冬期はクローズします。)



今年のオープンは3月15日
とのことでしたが、

この日は3月16日、
ギリギリ開いててくれました!!





シェーンブルン宮殿からの移動を
電車か、タクシーかで悩みましたが、

時間が25分も短縮できるので
タクシーにする事にしました。






St. Veiter Tor」というバス停まで

タクシーアプリ"bolt"を使って向かいます。

シェーンブルン宮殿から
17ユーロぐらいで来れます。




ここからは徒歩でないと

ヘルメスヴィラへは行けません。




降りたら森の方面へ真っ直ぐ進みます。





旗が見えてきました。




この入口が見えたら正解!





入口を抜けたら左へ…





ひたすら真っ直ぐ。



だんだん歩いてると

不安になってきます。(笑)


電波も弱いので、

ナビも当てにならなくなってきます。



でも大丈夫。

ヘルメスヴィラへの標識が要所要所にあります。






ほらここにも。




この分かれ道も…



大丈夫。



さぁ、着きました。






なんて素敵な雰囲気!!


フランツ・ヨーゼフ一世が

エリザベートのために建てたヘルメスヴィラ。


エリザベートは

真夏の夜の夢に出てくる

人間界では決して理解されることはない

タイタニアに自分を投影していたそうで、



フランツ・ヨーゼフは

真夏の夜の夢をモチーフに

壁画を描かせたそうです。


めっちゃ優しいですね。




そのことからエリザベートはこのヴィラを

タイタニアの魔法の城

と呼んでいたそうです。






エントランス。

ここでチケットを買います。



1人8ユーロ。



ここはエントランスにある

無料で見れるお部屋。



ここからは有料です。

クラシカルな階段を登って展示室に向かいます。



お昼過ぎに着いたのですが、

観光客の方が全然いない!!!


大丈夫か!!!!




どのくらい居ないかというと、

このくらい↓↓↓

ありがたいことに

ゆっくり見ることができました。



ちょっときつい顔をした

エリザベートの肖像画。


そして、フランツ・ヨーゼフ一世。



この景色を

シシィ(エリザベート)も見たのかなぁ。




ここが例の

真夏の夜の夢の壁画なのかしら…


…たぶんそうです。



オーディオガイドもなく、


解説も全部ドイツ語なので

翻訳アプリを使いながら進むも

分からないことも多数…(泣)



この翻訳的に

これは写真なのかそうじゃないのか。

え、どっち。




シシィとシャンデリア。




窓の向こうには緑豊かな自然が広がります。


せっかく夫が建ててくれたこのヘルメスヴィラにも

シシィは寄り付かなかったとありますが、

こんなに素敵な場所なのにもったいない!




ここはエリザベートの体操室。

フェイシングも好きで

運動のひとつに取り入れていたそう。







ここのお部屋にあった

あるひとつのポスターが気になって…



「泣く涙はない」


泣く涙はもう枯れ果てた
という意味でしょうか(泣)


あっという間に一周まわって来ました。



シェーンブルン宮殿を見てから来たからか、

お部屋数は結構少なめ。

でもエリザベートの軌跡を辿るには

足を運ぶべきひとつのスポットかと思います。


エリザベートが逃げ場所としたこの場所を

見ないテはありません。




エントランスを出たら素敵な庭園?が。



ちなみに横には、

ヘルメスというカフェがありました。



歩き疲れた脚を休めるには

丁度いいカフェですね。





さてここからは、番外編。


ヘルメスヴィラに行く時にすれ違ったマダムに

時間があるなら行くべきよ!」と勧めてもらった



「Wienerblick」という丘。




32分と結構かかりますが、


マダムのおすすめの熱量が凄かったので

頑張って歩いてみることに。




先程のゲートのところまで戻って

次は右に進みます。






あら、日本の

皇帝陛下もいらっしゃったんですね。



こちらも、ひたすら真っ直ぐ進みます。



途中には人懐っこいお馬さん2頭。




さぁ、先は長いです。



さらに進んでいくと、ゲートが見えます。





開けて前へ進みましょう。





ここから森感が増します。




傾斜も険しくなってきました。がんばれ。


すると……







ウィーンの街を一望できる丘に到着します。



「登りきったー!」のポーズ。



写真撮影に

振り返る気力もない私。笑



登っている途中で暑すぎて、


ふたりとも

ヒートテック1枚になってしまいました笑



まだ先へも行けそうでしたが、

体力が底をつきました(白目)




十分休憩を取ってから下ります。



連日晴れていたのに足場が悪く、

泥との戦いになった場所がいくつかありました。


ヘルメスヴィラだけ行く方も、

前日の天気も調べてから

必ずスニーカーで行くことをおすすめします!



ゲートを出て、

シェーンブルン宮殿で残してきた

後悔をはらすために戻ります…。



 

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