バイアスロンW杯
ウインタースポーツのノルデイック種目のひとつで、あまり知られていなかったこの競技も新型コロナが一向に治まらずスキー場でのリフト使用が禁止されているため、リュージュやクロスカントリーに人気が集まり装備のレンタル業者さんがてんてこ舞い。そんな状況下、ゴム弾の銃で遊べる簡易バイアスロンがフランスのスキー場で子供にも人気が出ています。
銃を使うため警官、軍人、国境警備(税関官吏)と選手層が限られてるので知名度も低かったのだが、クロスカントリーと射撃とを組み合わせたこの競技が観てもやっても面白いと人気が高まってきました。
スエーデンのノルデイック女性チャンピオンが遊びで射撃をやってみて
面白さに取りつかれバイアスロンに転向宣言をしたほど。
現在チェコのノヴェ・メスト Nove Mesto ではバイアスロンのW杯ワールド・カップが行われています。
昨日TVを観たらスプリントに続くパシュートをやってたので、あれ? 先週やったばかりなのになんでと思った。おんなじ場所で週を変えて世界選手権チャンピオンシップに続きW杯で同じ種目をやってるのでした。
ポータブルPCの言語機能不具合で日本語が書けなくなってたのだけど、昨日からまたご機嫌が直り日本語が書けるようになりました。
前回、フランスのシモン・デチューが初優勝を飾ったところで中断しましたが、デチューが優勝したのはチャンピオンシップのスプリントでした。翌日のパシュートではシモンは3位。それでも彼にとっては稀な好成績でした。
シモンは現在29歳。この12月に30歳を迎えます。シモンの世界規模の大会出席回数はなんと250回。250回出場して初めて金メダル獲得したんだから感無量の筈だけど、とても冷静でした。
シモンは長年の選手経験から得た哲学のような意味深いことを語ってくれた。それは優勝した日、コースに立った時、身体感覚で今日はすべてがうまくゆくと感じた、という。こんな感覚を覚えたのは初めてで、それに乗って
自然体で滑りも射撃もやったところすべて完璧に行って優勝できた。そうもの静かに語ってくれました。
インタヴューの最中もシモンは同輩のアントナン・ギゴナの競技経過に目をやっていたが、二人は同じような競技経験を積んできた仲間。この日のギゴナは振るわなかったが、昨日のパシュートでは7位に入賞。
昨日はW杯。前日のスプリントに続くパシュートでは、スプリントに優勝したフランスのカンタン・フィヨ・マイエがダブル優勝を飾りました。
若いエミリアン・ジャクランは滑りが苦しそうで最終ラウンドの滑りで猛烈に追い上げてきた王者ヨハネスに抜かれてしまったが、最後までヨハネスに食いついて3位。表彰台に二人のフランス選手が上がりました。
女子パシュートは、やはりノルウエーのチエリ・エコフがスプリントとパシュートダブルでなんと7連勝という記録を打ち立てました。
エコフ選手は30歳のベテラン。
フランスの女子選手にはアナイス・シュバリエやジュスチーヌ・ブレザなど
強い選手がいるけども、エコフのような安定性がなく、ジェットコースターと言われている。フランス語ではモンターニュ・リュス(ロシアの山)と言って上り下りの激しい成績不安定の選手を揶揄して言います。
エコフ選手も4・5年前はロシアの山だったんだよ。ジュスチーヌも経験を積めば滑りは世界最速なんだから風にどう対応するか射撃の安定を目指して経験を重ねれば大選手になれるとコメンテーターが言ってました。
今日(14日日曜)は午前中男女混合リレー。午後に男女シンプルリレーが行われます。
スエーデンチームにコロナ感染者が出て、スエーデンがリレーに出場できないのが残念です。