トラジニ | 雷神トールのブログ

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トリウム発電について考える

先週からトラジニの様子がおかしい。食事をほとんどせず痩せ細ってしまった。最初は外で悪いものでも食べ下痢したのかくらいに考えてたが、熱があるようだし、カミサンの観察の結果は便秘で苦しんでるのだという。木曜の午後に獣医さんとアポを取ったが、時間が迫ってもトラジニは外に出たまま帰ってこないのでアポをキャンセルした。

 

 

カミソール(保護カバー)を着せられ採血を待つトラジニ↑

 

昨日(金曜)の午後も外へ出た。衰弱して歩き方もフラフラおぼつかないのでカミサンは隣の空き家の庭に居るかもしれないから探しに行けと言う。が心配をよそに夕食時にはキッチンに戻ってきた。ただ、めのおの顔を見てか細い声で数度泣いた。トラジニは気位が高い猫で「殿さま」とあだ名してたほど。

 

 

元気なころは木登りしても高いところまで勢いよく登り、とてもアスリートな猫だった。兄弟たちと同じ皿で餌を食べず、皆が食べ終わってから独りゆっくり食べる。孤高を保つところがあるので「殿」の名にふさわしい。ヒトの顔を見て泣くなど絶えてなかった。

 

 

 

なにかを求めて訴えるように泣くから、食べ物をつぎつぎ出してみた。キャッツフードだけじゃなくハムやらテリーヌやら、鶏のささ身やら、他の猫なら喉をゴロゴロ鳴らして食べるご馳走を試してみたが、どれも匂いを嗅ぐだけで食べようとしない。

 

 

 

これはやっぱり獣医さんに診てもらうしかない。今朝一番に電話してアポを取った。9時45分にとれた。 朝食の時間キッチンへ来て台に上りまた泣く。マグロの缶詰を開けてやると汁だけ旨そうに舐めた。

ガリガリに痩せ背骨が突き出てる身体を撫で腹を両手で抑えてみると肋骨のすぐ下辺りに固く腫れてる部位が感じられた。

動物病院へは早めに着いた。獣医さんはトラジニの身体を触るとすぐ腎臓ですと言った。ばんばんに腫れていまにも破裂しそうだ、と。

 

 

カミソール(保護カバー)を着せられ検査のため血液を採取。15分ほど待って、結果は、もう最悪の状態で治療のしようが無い、と。

 

 

トラジニもエイズ持ちの母親から生まれた子で感染している。腎臓にたぶん癌細胞が巣くっていてどんどん肥大し身体を蝕んでるのだ、とも。

病気の進展にまかせておくと最後は悲惨な状態になるので、手の施しようが無い現状では、次に悪化した時に早めに安楽死させるしかない、と言われた。早ければ48時間後、遅くても2週間ほどして容体が悪化するだろうからその時に「送りましょう」。苦しませるより安楽死させたほうが好い、と。

一旦家に連れて帰って別れを惜しんでから来週初めにもう一度連れて来てください。今日は痛み止めの注射をしておきましょう。

先週は、記事にしませんでしたが、アンゲラが車に轢かれて死にました。庭に墓を掘って埋葬したばかり。

 

 

チビトラ、アンゲラ、そしてトラジニと不幸が続きます。エイズ持ちなので、いつかは別れねばならないと覚悟はしていたものの、いちばん可愛く優しい猫から死んでゆく、とカミサンの悲しみは絶えません。

 

夾竹桃が花盛りです。

 

 

 

リンゴが鈴なりに生って枝が折れそうなので昨日は添え木をしました。

 

 


 

青空にときどき雷雲が湧き、南では豪雨の予報だったので、電動器具は使わず伸びすぎた枝を鋏で切りました。

 

 

TDFは相変わらず英国のゲラン・トマスがイエロー・ジャージ、ペーター・サガンがグリーン・ジャージ。3千数百キロの全行程を3分の2走り終え、来週からピレネー山地を走っていよいよ最終ゴールのシャンゼリゼです。

 

 

                                ヽ(;´ω`)ノ