甦ったアルゼンチン | 雷神トールのブログ

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トリウム発電について考える

昨日は午前中、歩道にはみ出て半分ほどを覆ってしまった垣根の枝葉を切り落とした。先日屋根に載せた足場を使うとちょうど良い高さになる。ただ、長時間作業を続けると左脚が痛むので半分だけやって止めた。歩道に落ちた葉を掃除し道具も片付けねばならない。

 

 

 

上の写真は17日(日曜)に行ったオービニーの町にあるスチュアート家のお城。ここへは7月13・4・5とお祭りがあり、またバグパイプの競演を観に来るので、その時にお話をしたいと思います。

 

で、W杯観戦。

 

月曜だと思ってたフランス/デンマーク戦は昨日の夕方だった。午後4時から始まる試合はモスクワ市内のスタジアム(元レーニン・スタジアム)で行われた。8万人以上の収容能力があるという観客席はぎっしり埋め尽くされていた。

フランスから8千人。それを上回るデンマークから応援の人々が駆け付けた。フランスの決勝トーナメント進出は決まっていたし、デンマークも失点を防ぐ防御中心の配置で、最初から最後までどちらもこれといったプレーをせず、縦やサイド変更のロングパスはひとつもなく、ただ短いパスを回すだけで、じつにぱっとしないつまらない試合だった。結果は0-0で引き分け。フランスは目標としたグループ1位を守った。「リスクを冒す理由はないので」とデイデイエ・デシャン監督。

朝の作業がこたえたのか午後には脚が痛くなった。ソファに座り両足を椅子に載せて夕食後もテレビ観戦。スポーツのテレビ実況ほど定年後の年寄にありがたいものはない。昔、フランスでW杯が開かれた時にト
ルーズまで日本が出場した試合を観に行ったことがある。スタジアムでの観戦は よっぽど良い席でないかぎり、広すぎ遠すぎて選手がアリンコみたいに動き回るのが見えるだけで ゴールに寄せて何かやってるな、と感じるだけ。ボールも見えないしどうなってるかさっぱり。ゴール近くの観客の歓声で、おお決めたのか! と追随するだけ。

そこへ行くとテレビのサッカー実況はネットを揺らすボールまでありありと見せてくれるから貴賓席なんかよりずっと見ごたえするのだ。

夕食後のアルゼンチン/ナイジェリア戦は素晴らしかった。このグループ(D)はクロアチアが強豪アルゼンチンを3-0で下しダントツ。アルゼンチンはこのナイジェリア戦に勝たなければ予選敗退と瀬戸際に追い詰められていた。

試合開始後20分。ナイジェリアの防御群を抜け出ようと走り始めたメッシに向けロングパスが放たれる。全力で走りながらボールを左の膝で受け、さらに左脚の甲で触れて微調整。加速して並走するナイジェリア選手を半身躱し、ステップを合わせ放ったシュートは鋭く、キーパーの右手数センチ上を飛んでゴールの左上隅に突き刺さった。フランス人がリュカルヌと呼んでる屋根裏の窓の位置。キーパーが防げない盲点の隅だ。さすが、ゴールデン・グローブを5つも獲得したメッシ。すばらしいプレーだった。これで沈んでいたアルゼンチンがにわかに活気づいた。

前回のクロアチア戦で見られなかったアルゼンチンの連携プレーが復活した一瞬だった。ナイジェリア陣営内でボールを回す時も動きながら相手デフェンスの乱れを誘うチームプレーを繰り返した。強豪アルゼンチンが甦っていた。

前半は1-0のままハーフタイム。迎えた後半の開始直後、ナイジェリアに与えられたコーナーキックをゴール前でアルゼンチン選手がヘッドで返したがそのボールが自分の肩と上腕の付け根に当たった。審判はハンドの判定は下さなかったがナイジェリア選手が3・4人詰め寄って激しく審判に抗議し、審判はヴィデオを見に行った。(と、ここで突然ウチのテレビがフリーズし見えなくなった。結局ペナルテイキックをナイジェリアに与えることとなった。今回のW杯でヴィデオの正式導入が認められた。フランスの初戦もヴィデオ判定でペナルテイ・キックが与えられグリエスマンが決めて勝利につなげた。)

肝心な時にウチのテレビは「すみません。放映できません」とストを打ったのだ。雷雲があるでもなし、こんな時に限って、なんで! ショウノネエヤツ! これも田舎暮らしの宿命。諦めさ肝心でねえか。デコーダーを一旦切ってスイッチ入れ直す。回復までに10分ほどかかる。やっと映った時は1-1と表示されていた。

同点引き分けだとアルゼンチンは予選敗退、決勝リーグ進出はならないのだ。またしてもベンチ、それに観客席に暗雲が立ち込める。マラドナは、前半にメッシが見せた好プレーで前回より顔色が良く血の気が赤く差していたが、またもや灰色に変わり両眼をつむって塞ぎこんだ。

こうして南米の強豪が予選敗退で消えるのかという悲運がサンクトペテルブルクのスタジアム全体を覆ったまま時間は進み規定時間終了が刻一刻と近づいた。86分(終了4分前)、アルゼンチンは体力を使い果たしメッシもコーナーキックをゴール前にセンターリングする気力もなく、ペアで蹴る。チームメイトがゴール前に放ったボールは水平に飛んだ。ゴール真ん中に居たマルコス・ロジョMarucos・Rojo(マンチェスター・ユナイテッド所属のミドル・デフェンス)が腰の位置に飛来するボールをボレーで蹴り込みこれがネット奥に突き刺さった。

もう割れるような歓声。悔し涙が一瞬にして歓喜の涙に。全員が抱き合って喜ぶ。たぶんこの試合が最後と言われていたメッシは「神様がわれわれに味方してくれた」と。サッカーの大衆的人気はやっぱこういう最後まで勝敗がわからず、一瞬にして明暗が分かたれる天意みたいなものを感じさせることがあるからだろう。

強豪敗退かと最後までハラハラが続くのは今W杯予選の特徴だった。ドイツ/スエーデン戦は規定時間を1分すぎた91分でドイツのピーター・○○がコーナーキックを仲間のサポートで2mほどずらせた位置からゴールの上の隅(リュカルヌ)に刺し決勝進出を決めた。

決勝トーナメント。フランスの初戦の対戦相手はアルゼンチン。マスコミは今から戦々恐々です。

ネットで手頃な監視カメラを見つけてオーダーし、小包が村の郵便局に届いてるとメールが来たのでデリバリーを待ってるところ。お昼を過ぎてもまだ来ないし気をもませるね。晴天は日曜まで続くらしいけど、晴れてるうちに樋の詰まりをなんとか取り除きたいところ。

 

          (*´ω`*)