ピレネーの山岳地帯、ポーからペイラグデスへの214.5km。
ゴールは山頂にある。スノーボードの国際競技で有名なスキー場↑
ベテランが崩れ若者が勝った。 予想外の結果。いや、これが自然なのかも。
いつもながら先頭を守り全体のペースを作るSKY チーム。2番手にASTANA のターキッシュブルーが続く。
ゴール直前が20%の急坂という異例の山頂登坂でだれも予想しなかった結果が出た。
イエロージャージのフルームが遅れ、3人の若手の競り合いとなる↑
フランスのロマン・バルデ選手が優勝、今日までイエロージャージを維持してきたクリストファー・フルーム選手が急坂で脚力を失い、イタリアのアルー選手がイエロージャージを奪う結果となった。
ゴール直前はアルーとバルデの競り合いが展開したが最後10mでロマン・バルデが5m以上アルーを引き離してゴールし主催国フランスの面目を果たした。
キンタナは5kmあたりから遅れ始め、コンタドールは一時的に意欲を見せたが、力尽きたようにゴール直前で先頭から遅れた。
上り坂でのスプリントは普通では出来ることではない。登坂が続くうちに大抵の選手は体力を使い果たしてしまう。
ゴール直前の競り合いで圧倒的強さを発揮し5勝したキッテル選手は前半Peloton に居たが、次第に遅れ昨日までの豪快なスプリントは見られなかった。
前半は先頭集団にいたキッテル選手↑
登坂に強い選手はみな痩せてたり小柄。コンタドールが典型だ。
コンタドールが今でもファンが多いのは、彼が10年以上前に転倒事故で意識不明になり生死をさまよった末に困難を克服しレースに復帰したという経歴の持ち主だから。
何かに耐えながらという様子で必死に力走するコンタドール選手↑
めのおがTDFを見始めた15年くらい前は、アメリカ人のアームストロングが10連勝という前人未到の記録を打ち立てた時期で、アームストロングの連勝記録にストップを掛けたのがコンタドールだった。なので余計、ヨーロッパにはファンが多い。
ゴール1・2km前では先頭から6番目に居たコンタドール↑5番がバルデ。
アームストロングの驚異的な記録は現役時代からドーピングの噂が流れていたが、引退後、本人がドーピング告白をした。そういう信じられない事があった。引退後、彼は慈善事業をしたり、現在も彼が作ったレーシングチームはTDFに参加してると思う。
下りを74km/hで駆け下るフルーム選手↑ 直後77km/h と出た。
明日は7月14日(カトルズ・ジュイエ)でフランス最大の記念日。1789年7月14日のパリ市民が蜂起しバスチーユ監獄を襲撃した革命記念日と、翌年の7月14日、アメリカの独立戦争から戻ったラファイエット将軍率いる国王軍と革命軍の和解を 期待したルイ16世出席の許で行われたシャン・ド・マルス(現在のエッフェル塔と陸軍学校の間の広場)の祭典の両方を記念する祭り。
恒例のシャンゼリゼの軍事パレードにはマクロン大統領が招いたトランプ大統領が貴賓席に座る。USAからは500人ほどの兵士が分列行進するという。第一次大戦で使われた戦車などアンテイークな武器も行進する。
ゴール直後、力を使い果たして地面に倒れながらも嬉しそうな笑顔を見せるロマン・バルデ選手↑
TDF第13ステージは軍事パレードにお構いなしに、ピレネーの山岳地帯で1級の登坂が3つもある難関コースで展開する。
Saint-Girons → Foix 間の101km。
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