ブリアールの我楽多市 | 雷神トールのブログ

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トリウム発電について考える


5日の日曜に、ブリアールで「ヴィッド・グルニエ」があると、貼り紙や垂れ幕にあったので、朝の内に行って見ました。この地域では、今年初の青空市ですね。冬の間の屋内生活から、やっと太陽光の明るい屋外へ出られます。来週は8日が第二次大戦終戦記念日、9日が「アサンシオン」と連休で学校も1週間お休みとあって、子供連れも多いはず。あまり混まない午前中にと、は言ったものの実際出かけたのは11時半を過ぎてました。

野外の古物市には「ヴィッド・グルニエ」と「ブロッカント」があって、どう違うのかな? カミサンに訊いても判然としない。今までの経験からすると、「ヴィッド・グルニエ」は個人出店者が多く、「ブロッカント」には半分以上がプロの骨董屋さんがスタンドを出してるようです。並んでる品物も、「ヴィッド・グルニエ」はどちらかというと「がらくた市」に近く、日用品(もちろん使い古し、いらなくなった古物)がほとんどなんです。これに対して「ブロッカント」は、いわゆる骨董的価値のありそうな、置物、装飾品、コレクションの品が多いです。

ブロッカント=brocante の語源が何かわかりませんが、ヴィッド・グルニエ=Vide Grenier は屋根裏の物置=グルニエ=grenier を一掃、空にする=vider ことなので、個人が要らなくなったものを並べて、「あ、これ、ちょいと使える」と見つけた人に格安でお分けするマーケットなのですね。

ブリアールの町の中心、教会の裏の広場で開かれています。

$フランスの田舎暮らし-教会


プラタナスの大木が枝を広げ、新緑が爽やかです。

$フランスの田舎暮らし-gるにえ2


たまに、いいなと思う絵もありますが、お爺ちゃんが描いた絵とか、屋根裏で埃にまみれてたのが多くて…

$フランスの田舎暮らし-gレニエr


このワンコはイタリア映画によく出てくる愛嬌のある利口そうなワンコで、好きです。

$フランスの田舎暮らし-ワンコ1


こっちにもワンコが。春のバカンスとあって、パリかららしい若い娘さんが多く来てました。

$フランスの田舎暮らし-ワンコと娘


このパリジェンヌらしい娘は自分のお小遣いでお買い物。気に入った小箱(箱形のバッグかな?)を見つけて「いくら?」と値段を訊いてました。店番のお兄さんもバカンスのお手伝いらしく、親父さんに値段を聞いてるところです。

$フランスの田舎暮らし-娘の買い物


ショッピングの楽しみというのがありますよね。掘り出し物を見つければ、また格別ですが、そうでなくても、お金を使えば、回ってゆくので、なんとなく経済活動に参加できた喜びが!……ええっ! そんなの関係ない。消費の快楽だけ? それは、パリの有名ブランドで列を作ってる人たちでしょう。ここは、もっぱら、日用品のそれも古物市なので。こういった、手袋なんか、格安で手に入るんです。

$フランスの田舎暮らし-手袋


これは溶接工が使うような厚手のごっつい革手袋です。庭のバラの手入れをする時に、園芸店で売ってるゴム引きの手袋じゃあ、トゲが突き抜けて痛いんです。こんな沢山どこで手に入れたんだろ? 2対買いました。

こっちは、カミサンが、家に飾ってある家族の写真を入れた額縁と同じのを見つけて大喜び。1€(約130円)なので買っちゃいました。

$フランスの田舎暮らし-額縁


こんどは、クッションカバーです。これも1個1€。

$フランスの田舎暮らし-クッション


2枚買うと、小母さんが袋に入れてくれました。

$フランスの田舎暮らし-小母さん


他にも、こんなお人形が並んでたり……。

$フランスの田舎暮らし-人形


お皿、お鉢、食器類が多いですね。

$フランスの田舎暮らし-オbジェts


木陰でお店番。

$フランスの田舎暮らし-木陰で店番


ちょうど、お昼の時間なので、サンドウイッチを齧ったり、フレンチ・ポテト(フリッツ)をつまんでる人が増えてきました。

むう~。どっかで、バーベキューやってんのか? 焼肉の匂いが漂ってきたぞ!

フランスで、庶民が集まる場所では定番の、メレゲス(羊の肉のソーセージ)を焼く煙が漂ってます。

$フランスの田舎暮らし-メレゲス


コレステロール過多のお父ちゃんは、医者にソーセージ類は止められてるので、我慢、ガマン。町のパン屋さんで野菜サンドを買い、ロワール河畔で昼食しました。その時の写真はまた次回に。

我楽多市では、この後、古本を2冊と、お人形を一個。最後に植木屋さんで、アジサイを一鉢買いました。

$フランスの田舎暮らし-植木




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