猫の習性 | 雷神トールのブログ

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トリウム発電について考える

ミニクロは家の中では決してミルクを呑まなかった。それが今回、罠の檻に入れておいた猫用のミルクを真っ先に呑みに入った。

猫は狩の習性を持っている。クロジも何羽か若いキジバトを捕まえたが、チビトラはもっとすごい。今までに雛鳥を含めて5羽は殺した。

自分で捕まえる。エサも自分で見つけたものが一番いいらしいのだ。


フランスの田舎暮らし-クロジ

       野ネズミ(左上のベージュの小動物)を追うクロジ↑

他の猫が食べてるものが、与えられたエサの方が高級でも、良く見えるらしい。競って食べに行く。

ミルクを好きな猫と嫌いな猫がいる。クロジはミルクが大好きだ。獣医さんは猫にはミルクが消化できないからあげないで下さいと言うが、猫によりけりなのだ。

ヴァッシュ・キ・リ(笑う牝牛)という商品名のペースト状のチーズがある。クロジはこれを一度に多い時は4つも5つも舐める。眼を細めてカミサンがスプーンに掬ってやるのを、この世の最高の幸福といった顔で舐める。

チビトラは反対に一滴もミルクを呑まない。ミニクロも嫌いだと思っていた。

こんどグリーズが産んだ4匹の仔猫は、みんな雑種の猫(
シャ・ド・グチエール=樋の猫とフランス語で言う)だが、黒猫もいればアンゴラ種みたいな毛あしの長いのがいる。


フランスの田舎暮らし-ごみいれ
        
         今度生まれた仔猫の一匹はクズ籠に入りたがる↑ 寒がりなのか?


2月ごろ、盛りがついた猫を観察すると、一匹の牝猫の周りに数匹のオス猫が待機していて、順番にマウントしていた。俗な言葉でいうと「輪姦」なんだよね。

クロジは遠慮深い!オス猫なので、一番最後に御馳走にありついた。
3匹目くらいが終えると、おもむろにメス猫に手を掛け、押さえこんでおいてから、長い後ろ脚でまたいで乗っかる。

だから一回の牝猫の受胎には数匹のオスの精子が関与し、クロもいればアンゴラもいる、となるらしい。

同じ家族の猫でも、オスもメスも、股ぐらに鼻先を突っ込んで、あからさまに相手の匂いを嗅ぐ。自然の動物とは「エゲツナイ」もんだと思う。「かわゆい」のはほんの幼児の時だけ。あとは人間様が作り上げたイメージなのだ。

ひどいのは、少女猫をレイプしてしまったこと。ミニクロがその犠牲シャ( chat=ネコ)で8カ月でお産する羽目になった。

ホモ猫もいれば近親相姦などアサメシ前なのだよ。
ネコを人間が飼うようになったのは古代エジプトかららしいが、エジプトの王室は近親相姦で、兄妹で結婚したらしい。

人間は長い歴史の間に、近親相姦の弊害を学んで、タブーとし禁止したが、ネコには民法なんてのがないから、やり放題なんだね(笑)。


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