五月に咲いた花 | 雷神トールのブログ

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今年は4月から5月の前半にかけて雨が多く、リラもボタンも咲くとすぐに雨に打たれて傷んでしまいました。

ぼたんは前の家から持ってきた2本が特に手入れをしなくても毎年大輪の豪華な花をたくさん付けてくれるのですが、雨続きなので仕方なく切り花にして花瓶に活け、家のあちこちに飾りました。

下は花瓶に分ける前に切り取ってバケツに入れたボタン↓

フランスの田舎暮らし-ぼたん


つぎの二つはあまり見かけない花。

まず、デイサントラ Dicentra 。日本では「ケマンソウ」というらしい。 軒先にぶら下がったちょうちんみたいですね。
ケシ科、コマクサ属 ↓


フランスの田舎暮らし-でさんとら

 
名前の由縁は花に突起がふたつあるところかららしい。 di はふたつ。 centra はギリシャ語で kentron 針の意味だそうな。去年カミサンが花屋で買ってきて鉢植えにし、冬の間枯れた根だけが残っていたのが、春一番に芽を出しみるみる大きくなって花をつけました。


下は、ミュフリエ Muflier 赤やオレンジ、白、紫、黄色と種類も豊富。日本では「キンギョソウ」の名で知られているのでしょうか↓

フランスの田舎暮らし-キンギョソウ

地中海地方原産の「ゴマノハグサ」科、キンギョソウ属。面白いのは、キンギョソウと日本では可憐な名前を貰ってるのに、フランスの俗称は「オオカミの口」または「ライオンの口」と恐ろしい名前なこと。横から見るとそう見えるらしい↓


フランスの田舎暮らし-きんぎょ


五月も末になってやっと晴れの日が来て、バラが咲き始めました。

古バラのルイーズ・オデイエがまず開きました。紫がかったピンク。あでやかさがあまりない地味な花弁がぎっしり詰まったバラです↓


フランスの田舎暮らし-おぢえr


つぼみと一緒に↓


フランスの田舎暮らし-odier2


そして、毎度おなじみのピエール・ド・ロンサールが咲き始めました。

極寒に耐えて、秋に根元に堆肥を入れただけなのに、たくさんの蕾をつけて6月いっぱい咲き続けるでしょう↓


フランスの田舎暮らし-ピエール



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