アダプターを使ってハード・デイスクから直接データを取り出せたことは事故で多少の傷を負っただけで致命傷は受けなくて幸いだったのですが、幾つかのこれから使おうとして購入したソフトのライセンスが失われたり、メールが全滅したのが痛手でした。
フランスのプロヴァイダーに失われたメールを取り戻せないか問い合わせましたが、削除したメールは取り戻せないとニベもない返事。だれが大事なメールを削除したりするもんか!!最初から顧客を馬鹿にした役人みたいな対応だから競争会社に負け、上からはやいのやいの言われてノイローゼになり自殺したりする社員が増えるんだろうな、と憤懣をまたしてもエゴチスムの悪癖から抜けきれないフランス人のせいにして慰めていました。
それにしても、友人・知人からのメールや、大事な相手からの重要メールなどは諦めきれないので取り戻せないものかと探しあぐねていました。
Windows Mail を使って毎日、ほとんどが広告ばかりの2・30通のメールを削除したり、たまに大事なメールを受け取るとローカルのファイルに保存していました。ローカルってことは自分のパソコンのことだよな。もしやHDに残ってるかもと一縷の望みをつないで Web で リカバリーの方法を探しました。
ありました!! Windows Mail Recovery というソフトが。無料でダウンロードできます。ただし大量にあるときは無料だと拾い出すのに恐ろしく時間が掛かりますが。
5千円ほど出すとサーチしたりフィルター機能が使えて便利なのですが。
昨夜は午後から夜中過ぎまで12時間近くかけて、このリカヴァリーソフトでスキャンしました。305Go の Cドライヴから、なんと32000通のメールが見つかった。
Vista が起動しなくなって、最初買った時に作った10枚ほどのリカヴァリーDVDも機能せず、やむなく中のデータを取り出して、工場出荷時の、つまり ヴァージン状態の Vista に戻すしかなかった。工場出荷時の状態に戻すには C ドライヴ(ハードデイスクの Vista が入っていたパーテイション)を フォーマット(初期化)したからデータは全部消えている筈だ。ほんとにリカバリできるのかな?
驚異です! 出てくる出てくる。あるところには固まって数千のメールが残ってます。
削除してゴミ箱に入れても、実際は消えてなくてファイルに残ってるんですね。ゴミ箱の中を更に削除して初めて消えてしまう。面倒なのでほっといたお陰で取り戻すことができた。
この Windows Mail Recovery は、削除したメールも、誤って消えてしまったメールも、初期化したパーテイションからも、事故で物理的に壊れたハードデイスクからも取り出せるそうです。 Windows Mail を使ってる方には、こういう最終手段があると知ってるだけでも安心ですね。今は Windows Live Mail と新しくなってますが。
3万2千通も見つけてくれて、さあ、こんどはその中から大事なメールを拾い出さなければ。98%は広告で、悪いけど消したいメールなんです! でもいまんところ消せない。ゴミの山を残しといて、その中からダイヤモンドを見つける作業をやってます。
「灰とダイヤモンド」! ちょうど、Book-Off で見つけた遠藤周作さんの「女の一生」を 読みながら、根気よくダイヤモンド探しをやってます。場面もポーランドのユダヤ人居住区(なぜゲットーと書かないのか? 今めのおが直面している問題です)から家畜運送用貨車でアウシュヴィッツに連れてこられた人たちが死を悟るところです。アンジェイ・ワイダの映画すごかったな~。チブルスキーが良かった。
無料のダウンロード状態だと、一個拾うと、また振り出しに戻り、ゼロからスキャンをやり直さなけりゃならないんだよね。う~ん!やってくれる。こんなに素晴らしいことできるんだ。スキャンで 32000個のメールみっけたんだから、取り戻したいでしょ。だったらクリックひとつで買えますよ。親しい人からのメール取り出して上げますよ。5千円!安いもんじゃないですか……。メーカーさんの声が聞こえます。
うん。そりゃ、喉から手が出るほど欲しいよ。けどね、めのおには、他に買いたいソフトがあるんです。気長に1個1個手動で取り出しま~す。そのあいだ小説が読めていいも~ん。