馬蹄形の階段が有名。この城は歴代の王様が使ったが、最後はナポレオンが好んで住んだ。エルバ島へ流される時、この階段の先20mほどの所に立って部下に別れを告げたという位置に四角い石が置いてある。
中庭の池。池の中にキオスク(小さな小屋)がある。ナポレオンは好んで、ここで独り読書を楽しんだという。大の読書家だった。城の部屋から池の下を通る地下道がこの小屋に続いているという↓
池には大きな鯉がいる。大抵は黒いコイで半分は鱗の無い鏡鯉。鯉は中国からローマ時代、ヨーロッパに伝わったという。写真を撮ってたらフランス人のお婆ちゃんが、こっちに金色の鯉がいるわよと教えてくれた。日本人は観賞用に錦鯉を飼うと知っている様子だった↓
修復されて金の屋根飾りと煙突が真新しい↓
こんな彫刻があったのは知らなかった。この腰のひねり。シナを作るとはこういう仕草のことなのか↓
ガラス越しだったけど、百済観音のような徳利を提げたヴィーナスが居た↓
再び城の正面へ戻る。この時計塔はイタリー人のマルクーシさんが修復をやったと言っていた。これひとつでもの凄い実績になる↓
フォンテンヌブローの城はヴェルサイユと比べればずっと地味だが、落ち着いた格調があって好きだ。15年この街で暮らした割にはあまり訪れなかった。その頃と比べ華やかさが少し加わった↓
買い物で歩き回って疲れたので川の畔で休もうと、グレッツ・シュル・ロワンへ行った。
明治期の日本洋画壇を指導した黒田清輝が写生に来た事がある。ロワン川はおらが村の近くに水源を発し、ちょろちょろした小川だが、ここまで来ると立派な川になる。水辺で野性のガチョウが3羽遊んでいた↓
そのうちの一羽が水に入った↓
夕方の柔らかな日差しに身体を温めていると「ボオーッ、ボオーッ」とガスが吹き出る異様な音が聞こえた。周りに人気は無く不気味だ。よもや怪獣が口から火を吹きながら襲って来るんじゃあるまいな? ふと空を遮る気配がして振り仰ぐと、なんと気球が超低空で浮かんでいるではないか。籠の中の少女が手を振るのが見える↓
気球はフランスのモンゴルフィエが発明したので今もその名で呼ぶ。昔、日本で勤めた画材屋で輸入を担当したが、フランスからは画用紙を、キャンソン・モンゴルフィエという会社から買っていた。紙屋さんだったのだ。昔は気球を紙で作った。アルデッシュ地方は水と木が豊かで製紙業が盛んだ。モンゴルフィエは現在ユネスコの世界遺産に指定されているフォントネイ修道院を買い取り、一時期、製紙工場にしていたことがある。
気球でゆったり空に浮かびながら、景色を眺めるのはまた格別趣があるだろうな~。思ってる間に気球は遠ざかっていった↓
ランキングに参加しています。
ポチっと応援ありがとうございます↓
にほんブログ村
にほんブログ村











