きょうは黒豆を煮る日 明治のレシピで。 | Final Touch

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猫とお花と音楽と。そして時々おいしいものを。

昨夜、水につけておいた黒豆。

 

朝から煮ています。

 

 

うちの黒豆は、スイーツ。

吹きこぼれる直前まで煮てからざるにあげ、熱湯でざっと洗い、新しい熱湯でまた煮る。

これを3回繰り返します。

 

 

3回目がこれ。

 

あとはひたすら煮る。

圧力なべは使いません。

どうしても皮が破れてしまって。

 

差し湯をしながらごくごく弱火で1時間~2時間煮て、2時間休ませる。

を、夕方まで繰り返して、

 

寝る前にこうして

 

(数年前の画像です)

100均のアルミ断熱シートと、バスタオル、毛布でぐるぐる巻きにして、翌朝まで放置。

 

翌日も、同じように繰り返し、一粒取って、エイッと壁に投げつけ、すぐに落ちずにぺっちょりと壁に張り付く感じになればOKです。

 

白糖を大匙5くらい入れて、再度1時間くらい煮て、その間にシロップを作ります。

カップ2くらいの白糖に倍量の水で、半量になるまで煮詰めたら、熱々のうちに黒豆の鍋に注ぎますが、この時黒豆も熱々であることと、注ぐ直前に、黒豆の煮汁を1/3くらいまで減らしておく(捨てておく)ことが肝心です。

 

粗熱が取れたら、保存容器に入れて冷蔵庫へ。

煮る時間が短い場合は、最後に蒸し器で蒸すと良いです。

 

 

3年くらい前のおせち。

2人家族なので、塗りの三段重はもう使いません。

たつくりの左側が、黒豆。ふっくらつやつやです。

 

 

家族は「おせちは黒豆だけあればOK」というほどですが、今までレシピを伝えた方からも、子供がパクパク食べる!リクエストされた!と言っていただけてます。

 

このレシピは、大正生まれの母が、明治生まれの祖母から教えられたもの。

お砂糖をたくさん使うので、とっても贅沢品だったとか。

母は、最初にお砂糖を入れるときに、お醤油を少し足してましたが、私はないほうが好きなので、入れてません。

 

毎年、豆を煮ている間は外出もできないし、ガスをみてなきゃならないので大変です。

竈よりは楽なのでしょうけど。

 

 

 

 

って、この間にピアノの練習すればよいじゃんねっガーン