『ねぇねぇ、母ちゃん、何でさぁ、僕ってさぁ、
母ちゃんの顔とげんの顔とみぃの顔と父ちゃんの顔とみんなの顔しか見えん』
最初は何言ってるかわかんなくて…
みんなの顔見えるからいいんじゃないかしらと思っていたのだけど…
そんな彼の話をよく聞いてみると…
何と彼はみんなの顔が見えるように自分の顔も見たいと…
『鏡を見ればみえるじゃん、顔。』って言ったら、
『そうじゃなくてぇ、同じに見たいの』
『何で見えないの』
そんなこと考えもしなかった
なぜその疑問が湧いてきたのか…
答えに詰まったけど、わからないから…
私:『そうだよね、何でかね不思議だよね』
息子さん:『うん。なんでかねみんなみたいに見えたらいいのになぁ。』
いつも、彼は不思議なことを突然言い出すんだけれど、これにはさすがにビックリしたぁ
不思議だったんだよねぇ。