久我新悟サンのサポートが決まりました。

「亜樹サン、叩いてくださいよ」と若干軽めのノリで言われ、もちろんサポートしたいキモチは割と前面にあった。

ただ、新悟クンの初ソロワンマンでのサポートドラマーとしてミズノさんが叩くことは知っていたので、

「俺(違うドラマー)が叩くことでイメージを崩してしまうことはないだろうか」

と思った。

「ちょっと考えさせてくれ」と言った。

今までサポートの依頼はあっても(あんまりない)、言い方は悪いけど安請け合いはしてこなかった。

でも今回は「久我新悟なら…」とすぐに思った。

約10年前、Dollyが活動休止していた期間、それからLIPHLICHとはだいぶ密に付き合ってきたし、思い入れも強め。

ストーリーは十分、断る理由はほぼなかった。

ただ、俺ってホラ、A型の「気にしい」だからさ、前述のように

「俺が叩くことでイメージを崩してしまうことはないだろうか」

は気になっていた。


6/16に行われた久我新悟のソロワンマンを見て、彼がMCで言っていた。

ソロ活動開始に伴い発表されたソロアルバム、「PUBLISH DEMO」はすべて新悟クン一人でアレンジ、録音した、と。

その理由とは、演奏者を雇って録音することも出来たけれど、そうすると「その演奏者の色で完成してしまう」からだと(うろ覚え)。

あくまでも、今作は「デモ」なのだと(うろ覚え)。

「PUBLISH DEMO」とは直訳すれば「デモを公開する」。

つまり裏を返せば、「PUBLISH DEMO」の楽曲たちはまだ「完成していない」。

演奏者によって、この「デモ」を都度仕上げて良いのだと解釈した。

本人に確認してないから合っているかわからない。

けれど、それがサポートの依頼を受けた一番の理由。


俺は俺のドラムで新悟クンの楽曲を一つの形として完成させてやるぜェェェぇェぇぇぉオォォ!!