こんちは!(こんばんは!)
今日は新宿を闊歩していたんだけど、外国人にたくさん声をかけられた。
ジョディー「アノ、スイマセン…ビックキャメラドコデスカ?」
亜樹「Oh…ディス!」
学生時代から英語の成績は良かったほうだし、毎授業ごとに行われていた「英単語小テスト」では、年間通してクラス1位だった。
だのにだ。
こんなときに出てこない。
英単語は所詮、英単語だ。
どんなに英単語王になっても、こんなときに「This」しか出てこないなんて情けない。
中1じゃないか。
目の前にビックキャメラがちょうどあったから良かったものの、これが駅の反対側だったら俺は何て答えていたんだろう…。
そんな風に自暴自棄になっていた矢先、今度はジェイコブに話し掛けられた。
「コレハナンテカイテアリマスカ?」
指差したジェイコブの先には「思い出横丁」の看板。
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英単語王の俺の脳裏には、もう
「Memory Side Street」
の13文字しか浮かんでいなかった。
しかしそれであっているのか?
そんなことを悩みながらモジモジしていると、
「Oh!オモイデヨコチョー!サンキュー!」
と、何を見たのかジェイコブは勝手に自己解決して去っていった。
英単語王はまた何も出来なかった。
日本人は英語が出来ない。
これは社会問題だ。
学校の教育を今一度見直さなければいけないところに来ているのではないだろうか。