さてさて。
ブログネタを募集したところ、ちょぼちょぼといただきまして、その中から
「Dollyの時と、聖のサポートの時のドラムセットの違いの色々」
のお話を書こうと思います。
以前からちょいちょい書いてはいますが、それぞれの違い、比較を。
これは最終公演の時。
まずはシンバルが多いです。
そして一番の特徴はと言うと、やっぱり「ロートタム」ですかね。
下の方の写真で見たところの、真ん中上部に3つある太鼓です。
サイズは左から8インチ、10インチ、12インチ。
普通のタムに比べて、胴がなく打面のみで出来ています。
胴があるタムと何が違うかと言うと、アタック感が強いんです。
胴があると、打面以外に胴が鳴るので太鼓自体の深い音(響き)が鳴ります。
胴がないと言うことは、その胴鳴りがなく、打面(皮)を叩いた時のアタック音のみが鳴ります。
深み(ロー)は弱いけど、その分ミッドからハイにかけての音が強調されます。
軽やかって言えばわかりやすいかな。
俺はローの強いドラム音があんまり好きじゃないし、自分のアレンジの傾向や、見た目の好みなどの理由でロートタムを使っていました。
まァ元はと言うとyukihiroサンの影響が強いですけど。
あとはこのロートタムのセットの仕方も特徴的です。
8インチのロートタムの位置は10インチのヤツとちょっと被っています。
これは胴のないロートタムだからこそできるセッティングです。
スネアは割と高めにチューニングしてます。
その分、カンカン痛い音に鳴り過ぎないように、胴が木製のスネアを使ってます。
ちなみにスネアの胴には、だいぶ大まかに言うと木製のものと、スチールなんかの金属製のものがあります。
木製は金属製のもの比べて、暖かみがあるというか、柔らかめの音だと思っています。
ハイハットは13インチ。
世のドラマーに多く使用されているのは大体14インチです。
だから少しだけ小さいことになります。
俺も3年前くらいまでは14インチでしたが、Dollyの音的に繊細に、うるさくなりすぎないような音が好ましかったのと、ロートタム、Dollyの同期音(シンセなど)との相性が良く感じたので13インチにしました。
他の人とちょっと違う特徴を挙げるとこんなカンジです。
次に、聖サポート時と比べてみます。
タムは普通の胴ありの12インチが一個。
スネアはスチール製。
ハイハットは14インチです。
シンバルも少なめだし、割とスタンダード。
全体的にセットの高さがDolly時よりも低め。
聖の曲は割とロック色が強いのと、同期が少ない分、ドラムがガンガン鳴ってても良いと思ったからです。
やっぱりロートタムよりもこちらのタムの方が「ドン」と鳴るし、ハイハットは所持している13インチよりも14インチの方が音量がデカイです。
シンプルなモノで叩きたかったってのもあるし、何せサポートなもので器材は少ないにこしたことはないという側面もあります。
そんなカンジかな。
長くなったので終わり!
まだまだブログネタ募集しています。
採用するかはわかんないけど。