思い出日和。

今目の前を歩いてるイケメンが、
「ワン！ワワンワン！」
って鳴いたんだけど、これは何だろう？
こんな時間だし多分ヨッパかなと思ったんだけど、見るかぎり、限りなくシラフに近いんだよね。
例えば言動がイケてなくても、顔面的にイケメンだったらイケメンなのかな？
だったら顔面がイケてなくても、言動がイケてればイケメンってことじゃんね？
だったら俺もイケメンになれるチャンスはあるって事だよね？
やった！イケメンになりたい！
俺もイケメンになって、
「お姉ちゃんが勝手に履歴書送ってたんですよ…だから仕方なくオーディション会場に向かったらいきなり社長にスカウトされちゃって～…。」
って言いたい。
中学生の頃、友達と二人でジャニーズに応募しようとしたことがあります。
半分ネタで半分本気。
だって俺まだ痩せててイケメンだったんですよ。
文化祭で「SMAP」と「V6」を歌い踊ったこともあります。
メインボーカルは俺でした。
それから、一緒に応募しようとしたその彼とは一人の女性をめぐり恋のライバルになりました。
俺は彼のことは友達であり、恋敵ではあるけど何一つ態度は変わりませんでした。
しかし彼はどうでしょう。
俺の前ではいい顔をしていたのに、
「本当は俺を嫌い、裏では悪口を言っている」
、と俺にチクッたやつがいました。
それ以来彼とは険悪ムードになり、そのまま卒業しました。
恋の行方は…ナ・イ・ショ。
懐かしく、そして限りなく痛々しい思い出。
あまりの日記ネタのなさに、開示してはいけない思い出を持ち出してしまった。