昨日は一日中暇すぎたので家でDVD鑑賞をしてました。
「ハリー・ポッターと賢者の石」
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」
「ランボー3 怒りのアフガン」
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」
の順番で見ました。
どれもイマイチでしたが、この中であえて挙げるなら「ハリー・ポッター3」が一番面白かったです。
年々成長して可愛くなくなるハリーが、可愛くないどころか残念な雰囲気を醸し出し始めてくるあたりで、初めて「ミスキャスト」の3文字が頭をよぎりました。
少年少女の成長と言うのは罪です。
こう見えて俺も人生の大半は9歳だったわけですが、こんなに成長するとさすがに可愛くありませんね。
子供の頃はそりゃあ可愛かったんですよ?
その可愛さは近所でも有名で、近所の奥さん達は大体俺のオンナでした。
この頃からプレイボーイだったんですよね。
その他にも変わらないモノがあります。
それは将来の夢。
俺はお笑い芸人、もっと具体的に言えば「おぎやはぎ」に加入したいです。
名前は「おぎやはぎつぐき」にするか、「おぎつぐきやはぎ」にするか、「つぐきやはぎおぎ」にするか、もしくは「サクリ≠ファイス」って言うのもアリですね。

全部嘘です。
エイプリル・フールですもんね。
こんな歳にもなって嘘つくなんて中学生みたいだろう?
毎年毎年、エイプリル・フールに嘘の日記書くのも飽き飽きしてるん。
でもね、色々考えたんよ。
ハッキリ言ってこんな迷惑な日はない。
だって例えばさ、エイプリル・フールに普通のこと書いても嘘だと疑う人はいるでしょ?
俺は疑われるのとヨーグルトが大っ嫌いなんですよ。
これも嘘です。
もう何が本当かわからないだろう?
ほれ見ろ。
だったら今日と言う日はハナっから嘘ついた方が傷付かないですむんだよ。
「傷付くくらいなら、もう恋なんてしない…。」
小さな声でそう呟いた真由美の瞳には涙が浮かんでいた。
俺は彼女の肩に手を置いたまま、抱き寄せることも、突き放すことも出来なかった。
答えは出ている。
何も変わることなんてない。
しかしそんな気持ちさえも留まらせるモノがある。
それが「真由美」だったのかもしれない。
真由美はうつむいたまま何も言わない。
いや、何かを言ってしまわないように我慢していたのかもしれない。
俺の心は張り裂けそうだった。
しかし俺の手は彼女の肩から離れた。
そして二人の心も…。
あれから3年。
真由美は元気に笑っているだろうか。
今の俺にはもう知る由もない。
思い出すのは決まって、最期の日の泣き顔。
あんなに見てきた笑顔ではなく、思い出すのはいつだって唯一度のあの日の泣き顔だった。
真由美は元気に笑っているだろうか。
今の俺には、もう知る術もない。
真由美は元気に笑っているだろうか。
もう二度と思い出すことのないあの笑顔で…。

「二人だけの季節~Season~」 Fin