天城越え
1983年 松竹
原作 松本清張
監督 三村晴彦
出演 渡瀬恒彦 田中裕子 伊藤洋一 山谷初男 伊藤克信 吉行和子
松本清張原作の作品の映画化です。
この小説は、川端康成の「伊豆の踊子」を意識して書かれているとも言われています
なにしろ、時代と場所は同じなのに登場人物の二人が対照的ですから
16歳の伊藤洋一少年は下田を離れたかった。 天城を越えたかった
心細い一人の歩き旅
そんななか、ひとりの女性にあった。
うぶな少年はこの大人の女性に心を奪われていきます
そんななか、土工とすれちがいます
流れ者の土工には注意するようにと旅で会った人に言われていたので・・・
土工が死体で発見された
若い刑事はこの女性を逮捕したのだが・・・・・
定年をすぎ嘱託になった今、この事件に疑問がでてきた
伊藤洋一少年が田中裕子にひかれていくのがよくわかるんです
ここから事件がおきてしまうのです