博奕打ち 総長賭博
1968年 東映
監督 山下耕作
出演 鶴田浩二 若山富三郎 名和宏 金子信雄 藤純子
東映ヤクザ映画の大スター 鶴田浩二主演の映画です
ただこの映画がそれまでのヤクザ映画と違うのは義理と人情の映画ではありません
多くのヤクザ映画は義理堅い昔気質の親分が、金もうけ主義の新興暴力団に痛めつけられて
それを耐えて耐えて・・・・
耐えきれなくて、乗り込んでいく
というものですが
これば、ヤクザ組織内の内紛です
親分が倒れ、跡目は誰にするか
鶴田浩二がおされるが、自分は外様だからと辞退し、服役中の若山富三郎をおす
が、金子信雄が名和宏をおす
出所した若山富三郎はそれが納得できず、名和宏をおそう
が、これは一家をのっとろうとする金子信雄の思惑だった
仁義なき戦いの山守のような金子信雄が怪演なんですよ
作家三島由紀夫も絶賛された映画のようです