デウスとはラテン語で神という意味
一年ほど前から、日本の歴史
あることが、きっかけで特に戦国時代の
歴史にハマってしまった
で、図書館の特選(?)コーナーで
見つけたのがこの本だった ⬇️
6月はじめに読み終わったものだけど
たびたび日々の会話の中で口に出してしまう
舞台は関ヶ原の戦いから始まる
キリシタン大名の小西行長に仕える
当時、15歳の幼馴染のキリシタン侍
三人を中心とした物語
天草四郎が出て来る経緯は?
幕府が禁教令を出し
キリスト教を潰そうとして行くなか
信仰と組織をどう継続し
運動を盛り上げていくか
発展させるために何が必要なのか
と組織の重鎮たちが
議論を重ねた結果だった
と・・・
この小説で書かれてあることが
本当にそうだったかは別として
興味深い
キリスト教、信仰の問題
迫害の中での信仰と生きがい
個人の正直な気持ちと
社会での立場との間に出てくる葛藤
生き抜くための妥協やら
真理を追い求める気持ちと
宗教の信仰といわれるもの
の集合意識の中での安らぎと
枠をはみ出さないという
ピアプレッシャー などなど、
信仰と生き方、個人と社会
いろいろと考えさせられる