こんにちは、部長の次晴です。

前回の「登山部」甲斐駒ケ岳ツアーは猛烈な風により撤退しました。

2日間の行程で出かけた今回のツアー
初日は長野県伊那市の仙流荘で登山専用バスに乗り換え
北沢峠のこもれび山荘へ。


翌朝、小雨の中、天気の回復を祈って出発、まずは仙水峠を目指します。


峠に着く頃には、風が落ち着くどころか、更に強くなってきました。


駒津峰手前の稜線では、体が吹き飛ばされそうになる猛烈な風が部員を苦しめました。
駒津峰から山頂までは1時間半ほど。


巻道で風を避けながら山頂を目指すことも考えましたが
風は更に強くなるとの予報で、視界が悪い時は白い砂の斜面で方向を失う恐れもある
とのことで、ガイドと協議した結果「撤退」と判断しました。


下山は双児山コースを降り北沢峠に出ました。
どんな山行にも学びがあるものですが、今回は「風の恐怖」を学びました。


体が浮き上がりそうな風でしたが、ガイドによると「風速20mは無い」とのこと。
山頂の風の予報が25mでしたので、行かなくて良かったです。恐ろしや。

下山してきた他の登山者の方々も撤退したそうです。
日本百名山の著者、深田久弥氏は
「もし日本の十名山を選べと言われたとしても、私はこの山を落さないだろう」と記してます。
行ってみたいじゃぁないですか!

次は北沢峠に2日泊まって、甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳にチャレンジしたいです。