こんにちは、部長の次晴です。
斜里岳の報告です。
斜里町の宿を朝4時に出発し、登山口の清岳荘へ。
ところが、宿を出た時には降っていなかった雨…。
レインウエアをしっかり着たのは久しぶりです。
雨の中の登山は気持ちが沈みがちになりますね。
一ノ沢沿いの登山道は何度も渡渉(川を渡る)を繰り返しますが、
献身的なガイドが足元ずぶ濡れになりながら、
身を挺して部員をサポートして下さいました。
宮城さん、西田さん、塙さんありがとうございました。
部長は足が長いので水に濡れることは一度もありませんでした。
スミマセン…。
ここまで来ると雨が気にならないくらいになり、
部長はレインを脱ぎました。
一般的には下二股から、さらに沢をつたう旧道コースを進みますが、
ロープや鎖に頼りながらの旧道で
時間をかけるわけにいかないので、新道を登りました。
新道はものすごく急登です。まさに急上昇です。
しかし、頑張って登ってしまえばあとはハイマツが覆う尾根歩きです。
本来はこの辺りまで来ると斜里岳が目の前に見えるそうですが、
濃い霧に包まれて視界がありません。
熊見峠を過ぎ、上二股で旧道と合流します。
するとなんてことでしょう!
霧が晴れてみるみる太陽が出てきました。
ヤッター!
ここからは落石に注意しながらジグザグに登り馬の背へ。
晴天の中、斜里岳が目の前に見えました。
いろんなお花たちに迎えられながら、もうひと頑張り。
標高1547mの山頂にたどり着きました。
山頂からは前日登った羅臼岳などの知床連山、
国後島の山、阿寒岳に大雪の山々も見えました。
雨のスタートだった斜里ですが、戻ってきた時には日焼けして
顔も腕も真っ赤になっていました。
「日本百名山」の著者・深田久弥氏が登った時は
羅臼と同じく「濃い霧でしかなかった」そうです。
羅臼も好天、斜里も好天。次晴登山部もってます!
いやぁ、健司さん、こりゃ登っておいた方がいいぞ!