こんにちは、部長の次晴です。
次晴登山部は「東北の大山脈」飯豊山(いいでさん)に行ってきました。
我々、5年分くらい歩きました。
ものすごく歩きました。
飯豊山、遠いです。


初日、米沢駅に集合し飯豊町白川荘に宿泊しました。
2日目、朝4時に宿を出発し登山口の大日杉小屋へ。

5時過ぎにいよいよ出発、ロングトレイルの始まりです。
まずは、地蔵岳を目指しますが、
最初からかなりの急登で
謝りたいくらいの坂、ザンゲ坂が待っています。

地蔵岳までコースタイムで3時間、
さらに地蔵岳から切合小屋が2時間、長いです。
アップダウンの連続で夏の日差しが暑い日でしたら完全にバテるでしょう。
(曇っていて良かった!)
切合小屋に到着したら荷物をデポし、山頂を目指す予定でしたが、
時間がかかったことと天気が悪いのとで翌朝にアタックということにしました。
夜は小屋で米沢牛の焼肉大会を開催しました。

3日目は朝3時に朝食をとり4時に出発。
まずはアイゼンを装着し、ご来光に照らされながら雪の斜面を登ります。

草履塚、姥権現、御秘所を経て本山小屋、飯豊山神社を通過し山頂へ。

天気は回復し飯豊連峰の峰々が見渡せ、山容の大きさがよく分かりました。
また、朝日連峰や安達太良の山々も見えました。
帰りは来た道をひたすら歩きました。
 
今回はトータル、20時間(休憩含む)歩きました。ヘトヘトです。
百名山屈指のロングトレイル、飯豊山。
部長が持っているガイド本には
「長いだけでなく、迷いやすい地形もあり、体力と技術ともに高いレベルが要求される」とあります。
深田久弥氏は小屋一泊、テント三泊、登山前後に
温泉宿に泊まる行程(大日杉往復コースでは無い)。
 
とにかく遠い山です。真夏の太陽ギラギラでしたら、完全に倒れていたでしょう。
参加した部員のみんな、ホントにおつかれ!
部長も疲れたけどアミノバイタル、ガン飲みで元気です!

次は北海道羅臼、斜里でございます!
楽しみです。
飯豊は辛かった、でも辛い山こそ良い思い出になることでしょう。
帰りの新幹線が運休して、東京に戻れなかった話はもういいや。
では最後に一言。
「飯豊はいいでぇ~!」