「次晴登山部」記念すべき第一回は蓼科山に行きました。



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が!結果を先に言いますと残念ながら我々登山部は

山頂に立つことはできませんでした。


訳は雷雨です。雷


登山を開始すると間もなくポツポツと雨が降り始め、その後は・・・。


登山道は完全に小川に変身。


ゴロゴロと鳴る雷は近くなる一方。


色とりどりのレインウエアを着た我々登山部の誰もが

黙々と歩き続ける中

部長は迷いました。このまま登山を続けていいのか・・・。


途中の山小屋で休憩をとりながら部の顧問と協議した結果

我々が下した判断は

「撤退!」

何かあってからでは遅い。

部長の撤退宣言に肩を落とす部員たち。


「いま、心も体も完全に冷え切っている部員たちを

なんとか励ますことはできないか・・・。」

その時、部長は思い出しました。

「そうだ!味噌汁だ!!」

大雨と雷に気をとられ部長はアウトドアクッキング味噌汁セットを

持ってきていたのを忘れていました。


部長の「味噌汁作りま~す!」の声に世話好きな部員たちが集まる。

お湯を沸かす部員。 味噌を絞り出す部員。ナメコの袋を開ける部員。

さらには油揚げを手際よく切る部員。

どの部員も日頃の台所での鍛錬の成果を発揮する。


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初召集にもかかわらず素晴らしいチームワークに

部長の一重の目がさらに細くなる。


即席みそ汁はあっという間に出来上がり部員たちに配られた。

「おいしい!」 「あったまる!」 「あちっ!」

部員たちがあっという間に熱くなっったのは言うまでもない。


雷雲がなかなか離れてくれない。 部員たちが温まれば下山だ。


びしょ濡れの帽子を被り直し出発。

下山時は途中から雨が止みようやく部員たちと

おしゃべりを楽しむことができた。


下山後は白樺湖湖畔にある温泉施設で汗を流し

生ビールを数杯やってバスへ。

帰りはバス車内から見た雷の稲妻に「きゃーきゃー」言っているうちに

眠りにつきました。


登山部が新宿に到着したのは23時前、長い旅でした。


今回はとても残念でしたが「雨の中の登山は初めてで勉強になった」

 「山を知るに良い経験になった」などの意見が多く

部員たちの前向きな考え方に部長は救われたのでした。


蓼科山は以前上ったことがあるが「登山部」としてはまだなので

日を改めて挑戦したい。


部員のみんな! おつかれサマー!(古っ)


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