
いつものブログとは少し趣向を変えて、今日は前職のことについて書いてみようと思います。
前職はタイトル通り、WEBメディアのライターでした。
途中で雇用形態がアルバイトから正社員に変わりましたが、合計で2年半ほど働いていたことになると思います。で、現職と色々比較してみると、もしかしたらブラックだったんじゃないか……と思えてきたので、備忘録代わりに記してみます。
WEBメディアのひとって、大体こんなことやってるんだよ。
※あくまで一例です。ライターには色んな人がいます。
※どこのメディアかは公表しません。知っている方も内密にお願いします。
■当たり前だけど、「記事を書く」だけではない

ライターと言っても、正社員雇用なので立場的には「記事を書くためだけの人材」というより、「記事を書くかたわら、ネタを集め、取材のアポを取り、取材をして、さらにサイトの構築もして、たまにコーディングもしたりして、メディアを運営していく業務」という感じです。
記事を書く時間よりもネタ探しのほうが割合が多いこともあります。多分、どこでだってそうですね。文章を書けたらライターになれるってわけではないと思っています。ライター、というよりもディレクターとしての立ち位置になるのでしょうか?
Twitterもトレンドを汲み取って呟かなければなりませんし、SEO対策や後輩(アルバイトもいます)の指導なんかもあります。後輩に記事を任せるようになると、むしろネタ集めだったり資料を読み込むことに集中して、記事を書かなくなってしまいます。このあたりはSE辺りにも通用しそうですね(管理職になってからコーディングしなくなった、という話をよく聞きます)。
僕も「ライターは文章を書けたら誰でもなれるんじゃないかな」と思いこんでいた時期がありましたが、あまりに考えなしでしたね。おかげで地獄を見た日もありました。
■給料は大手でなければ安いかも?

僕が所属していたWEBメディアは大手ではなく、社長含めて十数人という小さなところでした。ですので、決して給料はよくありません。自分の働きが給与に直結するという点も影響します。具体的な数字は控えますが、大卒社会人の一年目よりは確実に低いのではないでしょうか。時給に換算しようと思ったこともありますが、怖くてできませんでした。
他メディアの方とお話をしたこともありますが、よほど規模が大きくない限り(サブカル系ならロ○ットニュース、ナ○リーとかでしょうか)はどこも似たり寄ったりです。ライバルであるにも関わらず、薄給でつらいのはどうにかならないかと一致団結したこともありました。
もちろん薄給である以上、プラスと思えるサービスは色々ありました。以下に前職での一例を示しておきます。これも会社によって変わりますが……。
- お菓子が常備(チョコなど)されてあって、基本的に好きなだけ食べていい
- レビューするための漫画などは会社負担で買ってもらえる
- 仕事中にアニメを見られる(正しくは「見なければならない」ですが……)
■一番きつかった「勤務時間」

個人的に一番負担がかかっていたのは、やはり勤務時間です。例えば公務員は基本的に8~17時というのが普通ですが、ライターはそういうわけにはいきません。ネタはいつ飛び出すかわからないのです。常に目を光らせていなければなりません。
前職の就業時間は、基本8~19時でした。が、会社の母体は小さいため清掃員などがおらず、オフィスの掃除などは自分たちでやる必要があります。そのため、1時間前には出勤して掃除をする必要がありました。小さな会社は社員同士の距離が近くて楽しいというメリットがありますが、当然デメリットも多いです。
加えて、ライターの基本はネタ探し。仕事が終わっても気が抜けません。
僕は帰宅してからも、結構な時間はノートPCを開いてネタのチェックをしていたり、明日書く記事の構想を考えたりすることが主でした。21時から記事にしたいニコ生がある……というときは会社に残るのは普通です。あまりにも遅くなる場合は自宅でチェックします。深夜アニメの感想のために日付が変わった後で記事を書くのも茶飯事です。残業代? 何でしょうかそれは……
というわけで、ライターとして働くことは、基本的に「ライターとして生きていく」ことに直結するのだと思います。
もちろんこれは会社によって変わることではありますが、僕の前職の場合は人数が少なく、割り振られる仕事が多いためにそう生きざるを得なくなりました。結果、残念なことに趣味に時間を割いてしまっていた僕は体調を崩し、自己都合で退職する運びになりました。
これは、僕自身の責任でありますので、会社に何も非がないことはしっかりと記しておきます。
■まとめ

簡単ではありますが、僕の前職「ライター(正社員雇用)」について記させていただきました。ライターを志しているという方は、参考にしてみてはいかがでしょうか?
当然、会社によってワークスタイルは如何様にも変わってくると思いますので、自分自身の生き方にあったライター業を選んでみてください。
ひとつだけ言っておくとするなら……「専属として働くなら、自分の趣味のジャンルはやめたほうがいい」ということになりますでしょうか。
副業感覚なら、何も問題はないと思います。ただ、これを自分の生きがいにするんだという思いで働くのであれば、ある程度趣味とは距離をおいたジャンルが適切だと思います。下手すれば、自分の趣味に向き合えなく日が来る可能性も、ありますので。
その覚悟がある方は、突き進んでください。きっと、凄腕のライターになれるかと思います。
それでは、また。