こんにちは。スタッフ:ケイです。
梅雨明け後、青空が出たり入道雲が出たり にわか雨が降ったり、7月上旬は変わりやすい天気が続きました。
そのような中ですが、小谷村・栂池近辺の蛍情報をご案内します!
7月8日の午後、青空が出てきましたので、栂池の旅館街を眺望できます丘の上へ登りました。
水田の苗が生長し、美しい緑色模様となっています。
白馬三山は入道雲の中でした。
・月が全部隠れる新月
・日中気温&湿度が高い
・風が弱い
というホタルの舞う条件が揃いましたので、
栂池高原より車で5分、乗鞍の若栗温泉の小川へ向かいました。
7月7日以前は60匹前後の飛翔数ということでしたが、この日は 目測100匹以上のゲンジホタルが光を放ち飛翔していました。(^_^)
ホタルは 風が無く、雨上がりの曇り空で蒸し暑くなった時の日没後に良く飛びます。
雨が降ったり風のある日は、草むらの下で じっとして光っています。
19:30頃から舞い始め、飛翔のピークは20:00~20:50頃。珍しく星も煌き、22:00~翌午前 2:00頃まで頭上には天の川も見えました!
生命の灯が美しく輝いています。
静かに観察していますと草むらから飛んでいる音が聞こえ、肩や背中に乗ってくることもあります。
(その時は、そっと放してください)
お隣で観察されていましたお客様も感激されていました。
こちらは、シャッターを約10分開けっ放しにして飛翔姿の軌跡を撮影しました。
青空が見えるうちの撮影は日没後早めの19:45~20:00頃、夜空を含めた飛翔姿の撮影は20:15~20:30頃がお勧めです(^_^)
1日遅れの七夕、自然からの美しい贈り物に目を惹かれました。次に撮影する時には、ホタルの飛翔と煌く星空を一緒に写してみようと思います。
(写真はフラッシュを使用せず、ライトの光量を下げて赤いセロハン越しに写しました。念のため)
【★ ホタルを鑑賞されるお客様へお願い ★】
・川の歩道沿いは暗くなります。
小さなお子様をお連れのお客様は、必ず保護者同伴でお願いします。
お足元を照らして散策される時は、懐中電灯は必要最小限に、また、赤いセロハンを貼って頂きますようお願い申し上げます。
ライトの白い光をホタルに向けて直接照らすのはご遠慮ください。
ホタルは大きな声や物音にも敏感です。
できるだけ静かにご観賞ください。
大切な自然を守るためにご協力をお願いします。
【★ ホタルを撮影されるお客様へお願い ★】
・真っ暗な中で機材を操作しますので、事前に設定の変更や撮影方法などを予行練習しておくことをお勧めします。
・ホタルは光や音に弱いため撮影される時はフラッシュを発光しないよう事前に設定をお願いします。
・AF(フォーカス)の補助光も発光しないよう設定してください。
オートフォーカスではピントが合いません。MF(マニュアル・手動フォーカス)にして距離を目測し、ピントを合わせます。
飛翔姿を写すには高感度の設定でも画像が荒れにくく、30秒以上シャッターを開放撮影できるカメラをお勧めします。
あと1~2週間は飛翔のピークが続くと予想されます。(^_^)
小さな川沿いにホタルが舞う山村風景。お子様の自由研究・自然観察にもお勧めです。
★若栗温泉:栂池高原から車で約5分、道向かいの交流センター「ちゃんめろ」に看板・無料駐車場あり(約20台)
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お問合せは
栂池高原観光協会
TEL 0261-83-2515 まで。
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