高齢者がエアコンを使わず、熱中症で亡くなるというニュースが多いですね。
 
エアコンさえ使えば防げたと考えると、悲しくなります。
 
 
母が元気な頃は、母はとにかく暑がりでエアコンを効かせていました。
 
父はエアコンがついていると寒いと言って消したがります。
 
エアコンをガンガンに効かせたい母と、寒がって消す父との戦い。
 
 
エアコンの送風口を真下に向けて、母はエアコンの近くに、父はエアコンから離れた場所にいるということで折り合いをつけていたようです。
 
母が暑がりなおかげで、わたしの両親は熱中症にならずに過ごせていたのだと思います。
 
母が入院して、わたしが父のお世話をするようになってから父のエアコン嫌いを目の当たりにすることになりました。
 
父自身はエアコンつけることはできないし、暑かったらエアコンをつけるという認識もありません。
暑かったらうちわを探すくらいです。
 
なのに、エアコンを消すことはできるんですよね。
 
父がショートステイに行くようになってからは、エアコンが寒ければ着込むという傾向になりました。
 
今は特養にいる父。
エアコンが寒いのかカーディガンを着たりフリースを着て過ごしています。