外を歩いていると、ふと、蚊取り線香のにおいが漂ってくることがあります。


どこかの家で使っているのか、外で作業している人が使っているのでしょう。


うずまき状で深い緑色をした、火をつけるタイプの昔ながらの蚊取り線香。金鳥の夏、日本の夏。


実家で、この蚊取り線香を使っていました。

学生の頃は、制服ににおいがついて不満に思うこともありましたが、今は蚊取り線香のにおいがすると懐かしさを感じます。


わたしたちのいま住んでいる家には、あまり蚊が出ませんが、一応スプレータイプの蚊をやっつけるやつを常備しています。


実家には蚊がよく出ました。

しょっちゅう刺されます。

昨年の夏は、実家で父のお世話をしていたので切実な問題でした。


蚊を何とかしたい。


でも、父は長期でショートステイを利用しているしその間わたしは自宅に帰るから、蚊取り線香を買っても一夏で使いきれない。


それに、認知症の父のいるところで火をつけるタイプの蚊取り線香を使うのは危険です。


コンセントタイプならいいのかと言うと「何じゃこりゃ?」と勝手に抜かれる可能性が高いです。


抜かれなくても見慣れないものは「これなあに?」と繰り返し繰り返し聞かれる。答えても繰り返し聞かれる。それが認知症介護です。そして、一夏で使いきれない問題も克服できない。


でも蚊を何とかしたい。


そんな時に出会ったのが「蚊に効く おすだけノーマット」でした。蚊をやっつけるやつ。


1プッシュで12時間効くので、父が台所でごはんを食べている間に、無人になった居間兼寝室で1プッシュ。

食事が終わって父が台所から撤収したら、台所で1プッシュという感じで使っていました。



これも一夏では使いきれないのですが、持ち歩きも保管も省スペースで済むので、実家で使っていたものを持ち帰って自宅で使っています。




コバエがいなくなるスプレーは、日常的にゴミ箱周りに使っています。めっちゃ効く。もう手放せない。