
およそ40年介護を続けてきた妻を、車いすごと海に突き落としたという事件が昨年11月にありました。
今日、判決が出たそうです。
40年介護した妻を車いすごと突き落とす 夫に懲役3年の実刑判決
事件当時のニュースでは、40年介護の末に疲れてしまったのかなと思いました。
判決を報じる記事によると、この事件より前に夫が妻の首を絞めるということがあったらしく、長男が費用を出して妻を施設に入所させることになっていたそうです。
何を書いても憶測にしかならないけど、長男もケアマネも無念だろうなと思います。
介護の末、介護している人を殺めてしまうということは決して他人事ではなくて、一歩間違えれば誰にでも起こり得ること。
介護は大変で、先が見えません。
頑張っても頑張っても、悪化していくものは止められない。
それでもせめて、介護される人がおだやかに逝けるように、残された時間を寄り添っていくことが大事かなと最近考えています。
