ユマニチュードの本を読みました。
 

家族のためのユマニチュード

イヴ・ジネスト

ロゼット・マレスコッティ

本田美和子

「介護がうまくいかないとき、その理由は、介護する人のやさしさとはあまり関係がありません。」

とあるのが、印象に残りました。
 
本人のためによかれと思ってしたことを受け入れてもらえない時、その行為が問題なのではなく、届け方に問題があることが多いとか。
その「届け方」を学べる本です。
 
これまでのユマニチュードの本は、介護や看護のお仕事に携わっている方向けの内容でしたが、この本はイラストが多めでわかりやすくなっています。
 
絵もシンプルで素敵です。
 
認知症の人と接していると、こちらの言葉や意図が伝わらずにイライラしてしまうこともあると思います。
 
こちらの接し方を少し変えるだけで、介護される側の反応も変わります。この本はとても参考になります。