特養で転倒して大腿骨頸部骨折し、手術、入院している父に面会してきました。抜糸が完了しています。

 

 

 

職員さんが父の病室に案内してくれつつ、

 

「(父)さんは今日、ナースステーションの方まで来られて、たくさんお話していきましたよ。メガネが手元にないと気にされたりして、すっかり元気になられましたね」

と話してくれました。

 

わたしの推測ですが、ナースステーションまで行ったのは一人でじゃなくリハビリか何かのついでかな。

 

父はごきげんだとよくしゃべります。

 

 

病室に行くと、父はマスクをしたままベッドに横たわっていました。これまでと違い、ベッドには少し角度がついていました。寝ていたと思われます。 

 

先日までは脇の棚の上に置かれていた父のメガネが、ベッドの上にありました。

 

職員さんの声がけで目を覚ました父。

「あー、嬉しいね。おれのことを忘れないで会いに来てくれるなんて、こんなに嬉しいことはないよ」

と笑顔で言いました。

 

 

「お父さんは(娘)ちゃんのこと忘れてない?」

と聞くと、父は

「そりゃあ忘れないよ。ちゃんと覚えてるよ」

と言いました。

 

たまに忘れるけどね。

 

「すっかり元気になったから、明日退院しよう。(父の故郷)に帰って農業をやろう」

と言っていました。

 

父の帰る家は、生まれ故郷なのか。

母やわたしと暮らした実家のことは忘れてしまったのかな。