認知症の人が希望を持って暮らせるように、国や自治体の取り組みを定めた認知症基本法が参議院本会議で全会一致で可決・成立したそうです。
先日ご紹介した日経ビジネスの特集でも触れられていました。
認知症になっても希望を持って暮らせるようになれば、早期の診断や治療にもつながると思います。
認知症は、いつ、誰がなるかわからないものです。
2025年には高齢者の5人に1人が認知症になるという予測も記事の中にありました。
今、身近に認知症の人がいない人でも、これから自分の親が認知症になるかもしれない。
歳を重ねていけば、配偶者や友人だって。そして、自分だってなる可能性は十分にあるのです。
前に読んだ本で、むかしは認知症の人に対して、隔離や拘束があったという話がありました。認知症の第一人者である長谷川先生の本です。その頃に比べたら、今はよくなっているのでしょう。
これからもっと認知症当事者や家族が暮らしやすい世の中になっていけばいいなと思います。

