特別養護老人ホームに入所した父(認知症 要介護3)と面会してきました。(2回目 一ヶ月ぶり)

 

感染症対策で、面会は一ヶ月に一度。ビニールカーテン越しでの面会です。時間も10分くらいかな。

 

 

 

今回の父は、よく笑いました。

 

わたしがスケッチブック(娘が会いにきたと書いてある)を見せると、

「わあ、(娘)ちゃんが会いにきたの。これはこれは。アッハッハ」

と大笑いでした。

 

 

わたしのことを認識できないこともあるため、スケッチブックに書いて文字でもわかるようにしています。

 

 

そして、

「今日はどこに泊まるの?」

と聞いてきます。

近所に住んでるから帰るよ。

 

 

父「おれもいつまでもここにいるわけにはいかないよなあ?いつまでいるんだろう」

娘「あったかくなるまでじゃない?今は寒いから」

父「そうかあ。じゃあ、ここを出ることになったらあんたに連絡するよ」

 

今回も帰りたいとは言わないのでよかったです。

もう自宅のことは忘れてしまったのかな。

 

「今おれは財布を持っていないな。お小遣いをあげようと思ったんだけど」

「冷たい飲み物を買ってこようか」

「今日は泊まって行ったら?」

などと、おもてなしの心を忘れない父。

 

「お父さんの元気な顔が見られただけで十分だよ」

と言うと、

「おれもだよ」

と父は言いました。

 

 

「楽しく面白く暮らしている」

「ここでは大事にされてるからよ」

と、元気でお過ごしの様子です。

 

「あんたに会えたから、今日はよく眠れそうだよ」

と父は言いました。