夫の車で、父を特養に送りました。
到着すると履き替えるようスリッパを出されました。
特養の職員の方が、父がスリッパに履き替えると危ないから外履きのまま上がっていいですよ、と言ってくれました。
ロビーで、担当の方が来るまで応接セットに掛けて待ちました。
先日、契約に来た時もホテルのようだと感じたけれど、やっぱり綺麗でホテルみたい。
父に「綺麗なところだね」と声を掛けると、父は「そうだねえ」と答えました。
やがて父は座ったまま目を閉じて、寝たようでした。

担当の方が来て、挨拶しました。
父に対しては、名札の名前を見せながら大きなはっきりした声で挨拶してくれました。
いろいろ説明を受け、ケアプランの書類などにサインをしました。
看護師さんが来て、父の健康チェックをしていました。体温、血圧を測ったり、アレルギーはないか確認したり。
担当の方も看護師さんも、すごく丁寧に父に接してくれました。
父は、なぜここにいるのか理解はしていないようでしたが、落ち着いて対応していました。
来る前に父が転んでしまったことを伝えたところ、看護師さんが父に、
「最近、転んだりしましたか?」
と問いました。
父は、
「してません」
と断言していました。