わたしの家には、神棚があります。

 

わたしたち夫婦の結婚式は、神社での神前式でした。(白無垢が着たかったから)

その時、授かった品々の中に神棚と御札があったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

無印良品の「壁につけられる家具棚」を壁につけて、神棚を置いています。

 

 

 

 

賃貸なので、無印良品の「壁につけられる家具棚」は助かります。

 

 

特養入所当日、わたしたちの家に来た父。

和室に寝転んで、寝たり歌を歌ったりわたしとお話ししたりしていましたが、神棚が目に留まったようです。

「神棚があるな。うちにも神棚を置かなくちゃ」

などと言いました。

 

 

その後、和室に隣接するリビングでわたし、夫、父の3人でコーヒーを飲んでいる時も、父は神棚に注目しました。

父「神棚があるな。あの神棚は、どこの神社を祀っているんだっけなあ」

娘「明治神宮だよ」

父「ほお、明治神宮」

娘「お父さん、明治神宮好きでしょ」

父「そうだね。明治神宮は、天孫降臨でアマテラスオオミカミが降臨したところなんだよ」

娘「そうだねえ」

 

その後も父は、滔々としゃべっていたので機嫌がよかったのだと思います。

 

明治神宮は天孫降臨の地ではないし、天孫降臨はニニギノミコトだとしても、否定せずに聞くのです。

父が気分よく話せて、わたしが父を大切に思っていることが伝われば、それでよいのです。