エーザイがアメリカの製薬会社「バイオジェン」と共同で開発したアルツハイマー新治療薬「レカネマブ」がアメリカで承認されたそうです。

 

アルツハイマー新治療薬 米で承認 日本での承認申請も急ぐ考え

「早期の段階の病気の進行を平均でおよそ3年遅らせると推定」って、すごいですね。
 
わたしの父は、アルツハイマー型認知症ではありませんが、認知症の中で最も多いのはアルツハイマー病とされています。
 
進行を遅らせる薬ができたというのは、とてもいいニュースです。
 
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認知症は早めに診断、治療すれば進行を遅らせることができるという認識が当たり前になれば、早期の受診をする人も増えるんじゃないかと期待します。
 
アルツハイマー病以外の認知症であっても、認知症と認識して周りがフォローしたり対応を工夫しながら暮らすのと、できなくなっていくことを責められながら暮らすのでは、幸福度が全然ちがうはずです。
 
わたしの父の場合は、薬でどうこうなるものではなかったけれど、それでももっと早く受診できていたらと考えてしまうから。
 
家族をはじめとした大切な人のことを忘れてしまうのは、本人も家族もつらいものです。それが少しでも先延ばしできるなら、ありがたいことだと思います。