今朝、起きてきた父が言いました。
父「自動車の免許はもう取ったんだっけ?」
娘「誰が?」
父「あんたが」
娘「取ったよ」
父「車もここにあるの?」
娘「あるよ」
父「それはよかった。じゃあ、今日(父の出身の村)に帰ろう。荷物全部積んでな」
娘「うん、そうだね」
わたしが免許を取ったのは20年も前だし、車はないし、父の出身の村は九州なので関東から車で帰れるわけがないので嘘だらけです。
しかし、こういう時は同意しておくのが一番。
下手に訂正すると、父の不安が増し混乱し、話が長引きます。

その後、着替え中の父が言いました。
「そうか、もう帰ってきてるんだ。そうかー」
生まれ故郷に帰ってきているわけではないですが、帰らなきゃという思いだけはあったんでしょうね。
訂正しなくても、気づく時は気づくみたい。
