実家に、わずかながら年賀状が来ていました。

 

届いていた年賀状を父に見せると、

「最近は年賀状が少なくなったけど、10枚も届けばいいな」

と言いながら、1枚1枚楽しそうに見ていました。

 

そのうち1枚は伯父(母の兄)から父宛てに来た年賀状でした。

「◯◯さんからだ」

と、父は言いました。

 

それは、名前をただ読んだだけではなくて、誰かを認識している言い方だったので、少し嬉しくなりました。