2022年が終わろうとしています。
今年を振り返ってみると、介護介護の一年でした。
1月に母が倒れ、救急車で運ばれました。
救急車が来るまでの間に触れた母の背中が記憶より骨張っていて、いつの間にこんなに歳をとってしまったのだろうと思いました。
思っていた以上に認知症が進んでいた父を一人にはできず、実家に泊まり込んでの介護。
わたしは仕事を辞めることに。
要介護認定を受けていなかった父。
物忘れ外来の受診から始めねばなりませんでしたが、予約が取れるのが2ヶ月先と聞いて呆然としました。
結婚して初めての夫との別居生活。
寂しかったし、夫にも寂しい思いをさせたし、不便をかけました。

しかし、わるいことばかりではありませんでした。
前から気になっていた実家の片付けに着手することができました。
夫と過ごす日々が、とても大切で幸せなものなのだと改めて気づくことができました。
父と交流を深められました。
前よりも父のことを知りました。
父と楽しい時間も過ごせました。
母には、元気だった頃よりメールをたくさん送りました。月に一回ずつの窓越しの面会とZoom面会では、たくさん言葉を掛けました。
わたしの言葉がまだ母に届くことに感謝しました。

介護が始まって、親孝行する機会を得ることができたと感じます。
そして、別れを惜しむ機会を与えられたのだと。
介護に明け暮れた一年ですが、来年は父の特養入居で新しいステージに!
本年は、わたくしのブログにおつきあいいただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。
2023年、素敵な年になりますように。