父は自分で歯が磨けません。
稀に、歯ブラシで歯磨きをすることはありますが、十分ではありません。
わたしが介護をするまでは、母が父を歯医者に連れて行き、歯医者でお手入れしてもらっていました。
わたしが介護をするようになってからは、わたしが歯医者に連れて行きました。
歯医者さんから「自分じゃできないから介助してください」と言われ、わたしが父の歯磨きをするように。
歯磨きなんかさせてくれないかな、と思っていたのですが、意外にも素直に口を開けてくれて、歯医者さんにも褒められるほど綺麗になりました。
ショートステイ先で、入れ歯を外して寝る習慣が身についたのもよかったのだと思います。
前は入れ歯をつけていないと眠れないと父が主張していたため、十分につけおきすることができませんでした。
せっかく綺麗になったから、特養に入ってからも歯を綺麗に維持してほしい。
歯のお手入れについて特養の担当者さんに聞いてみると、普段のお手入れは介護士さんがやるけれど、その他に月に一回歯医者さんによる診察があるそうです。
さらに、歯科衛生士さんによる口腔ケアが月に1回〜4回。回数を選べるとのこと。
誤嚥性肺炎予防を兼ねて月4回がおすすめとあるので、迷ったけど月4回にしてもらいました。お値段も一回あたり300円(1割負担の場合)なので。
父の歯は残り数本ですが、使えるうちは大切に使って欲しいものです。